こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
今回は、暗黒の飲酒時代に私Cocoも大変お世話になった、ストロングゼロの危険性についてです。
- コンビニにたくさん売られているアルコール飲料の中で、迷わずストロングゼロを選んでしまうあなた
- 安く早く酔える!ストロングゼロは最強だと思っているあなた
このようなあなたへ。(まさに過去の自分のことなのですが…。)
当時は、こんなに都合がいいものが売られているなんて、世の中アルコール好きの味方だわ!なんて思っていました。
ストロングゼロの危険性が話題となっているのは、ここ1〜2年のことのようですね。私はすでにアルコールからは卒業してしまっているので、気にもとめていませんでした。
でも、あらためて振り返ってみると、納得することだらけです。
いまや専門家も本気で警鐘を鳴らすほどの危険性・悪酔いがあると指摘されているストロングゼロについて、私自身の経験に基づいた、意識せずに手にしているあなたへの注意喚起です。
- ストロングゼロの危険性がわかる
- アルコール依存の実体験からのふり返りです
- アルコールにどっぷり浸った、暗黒の飲酒時代から見事脱却!
- 2017年より断酒を継続しているアラフィフCA(キャビンアテンダント)です。
それではさっそく見ていきましょう。
ストロングゼロを選んでいる時点でアウト確定かも
過去の自分も含めてなのですが、ストロングゼロを選んでいるという時点でもうアウト確定なのでは?
理由は以下のとおり。
- ストロングゼロを手にしている
- すなわち酔うために飲んでいる
- アルコール依存症を疑うべき
私の経験からも、この構図が成り立つのではないかと思います。
アルコールを効率よく摂取したい人がストロングゼロを手にしているのです。
薬物【ドラッグ】としてお酒を飲んでいる証拠
ストロングゼロを選ぶ人って、味がおいしいとかはどうでもよくて、とにかく手っ取り早く酔いたいから選んでいるのですよね。ポイントなのはアルコール度数!
これはすなわち薬物としてお酒を飲んでいる、という事実の証明にもなります。酔いたいから飲む。
普通のアルコール度数の缶チューハイとストロングゼロなら、迷わずストロングゼロを手にしていた自分。重要だったのは何よりもアルコール度数の高さでした。
私自身もうすうすは気づいていましたが、この事実には目をそむけてやり過ごしてきました。その結果、47歳まで暗黒の飲酒時代を継続してしまった愚か者です。
最短で酔いたい!仕事のあとに常用していた
私Cocoの場合を振り返ると、仕事が終わったあと「最速で酔いたい!」というタイミングで、ストロングゼロのお世話になっていました。
とにかく早くハイになりたい!自分を見失いたい!というときです(泣
ちなみにいま現在は、エアラインのパイロットやCA(キャビンアテンダント)に対する飲酒の規制はとても厳しくなっているので、お休みの日の前などのタイミング以外では、安心して飲酒ができなくなっています。(フライトの24時間前から飲酒は禁止!)
エアラインの飲酒に対する取り組みについての記事はこちら。
ストロングゼロについて
ストロングゼロとは、「ガツンとした飲みごたえ」というキャッチコピーそのままの、アルコール度数9%という高いアルコール度数が特徴のサントリーのチューハイです。
チューハイは食事に合わない、という常識をくつがえした食事に合うチューハイとのことで、甘くない爽快なキレ味というのが売りのチューハイです。スタート当初は「お店の生搾りレモンサワー」みたいな感じを目指して作られたようです。
でも実際には結構甘めのテイストなシリーズもあったりして、これはちょっと矛盾しているかも。
私Coco自身も「この甘さでカロリーゼロはありがたい!」なんて考えて、あまあまのシリーズもよく飲んでいた記憶があります。
飲み口がいい甘いお酒が危険なのは常識ですよね。アルコール感がなくてスルスル飲めちゃう。
ストロングゼロが危険な理由
ストロングゼロが危険な理由はこの3つです。
- 安い
- 飲みやすい
- 酔いやすい
なんとも三拍子そろった、アルコール好きにはたまらない夢のドリンクなのですね。
ストロング系チューハイが危険だよ、という記事はこちらが参考になります。
ストロング系チューハイは“酒ではなく薬物”なのか?精神科医が依存&健康リスクに警鐘
とにかく価格が安い
ストロングゼロは500ml入り缶が200円ほどで売られています。ビールと比べると、価格は3分の1ほどで買えてしまいます。このコスパの良さ!
さらには500ml缶であることの危険性もあります。(ストロングゼロの売れ筋も500ml缶です)通常の350ml缶よりオトク感が半端ないですよね。
私もお酒を飲んでいた時代には迷わず500ml缶を手にしていました、痛い。。
そして炭酸なので、いちど開けたら飲みきらないといけない!というのも危険な理由のひとつなのです。
とにかく飲みやすい
ストロングゼロにはさまざまなテイストがあるのですが、かなり甘めのフルーティーなタイプもあります。
これらは本当に炭酸飲料感覚で、ゴクゴク飲めてしまうのですよね。経験者は語る(笑
なので飲むペースも早くなるからまた危険!というわけです。
若者に人気というのもうなずけます。ビール離れが顕著ないま、コンビニでも主力商品なのでは?
コロナ禍の自粛生活の中で問題となっている、路上飲みなんかをしている若者のほとんどが手にしているのは、ストロング系チューハイですよね。
ちなみにほとんどの先進国では路上飲みなんて立派な犯罪です。日本の感覚がちょっと異常な気がします。
私Cocoは電車の中で缶チューハイを手にしている人を見かけたら、無言で別の車両に避難しますね。視界にも入れたくないわ、という感覚です。
電車は居酒屋、もしくはあなたのおうちではありません!
そして酔いやすい
通常の缶チューハイの度数は5%ほどなので、アルコール度数が9%って、普通に2倍近くのアルコール度数があるってことです。それでいて価格がほとんど同じって。かなりヤバみですよね。
ストロングゼロ500mlのアルコール度数は、40度のテキーラショット3.75杯分にも匹敵するそうです!
Twitterとかではもう「ストロングゼロ」がネタとして扱われていますよね。
違法薬物をやめたあとの人たちが、代わりにストロング系チューハイを飲んで気を紛らわせている、なんて衝撃的な事実もあります。
患者さんがよく飲むんですよ。違法薬物をやめた後の渇望を紛らわせようとして、ストロング系を飲む。もともとお酒を飲む習慣がある人なわけですが、ストロング系を飲んだ時だけ変な酔っ払い方をして、トラブルを起こす。
BuzzFeedNews 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長、薬物依存症センターセンター長 松本俊彦さんインタビューより抜粋
これはガチにやばいという証拠なのでは?
私個人的には「アルコール依存症製造ドリンク」とでも命名したいくらいです。
(大変お世話になっておきながら、サントリーさんすみません!)
さいごに
ストロングゼロを手にしている時点でかなり危険な状況かもしれない、ということについて自分自身の経験も踏まえてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ストロング系の缶チューハイは日本の法律をくぐり抜けた、合法ドラッグです。
しかしながら同時に、お金のない弱者の味方!なんて意見もあったりします。
でもその結果として自分が知らずにアルコール依存症になってしまったら本末転倒、結局苦しむのは自分自身なのです。
私自身もアルコール依存から脱却するのは、決して簡単な道のりではありませんでした。
もちろんこの先もお酒を飲むことは100パーセントありえませんが、いまでも依存症なのは変わらず、依存症だけどただお酒を飲んでいないだけ、という位置づけです。
私Coco自身も、ストロングゼロにお世話になっていた自分自身を振り返ってみて、確信しています。
酔いたくて、自分を失いたくて(ブラックアウトしたくて)お酒を飲んでいた自分の象徴が、このストロングゼロだった気がします。
この記事がどなたかの気づきのきっかけになればうれしいです。
最後に朗報です。何よりもお酒を飲むことの優先順位が高かった、そこまで行ってしまっていた私でも断酒に成功しています。あなたにもできるはずです。
お酒をやめたい人の必読書「禁酒セラピー」は私にも効果テキメンでしたので、ご紹介しておきますね。
それでは、また♡
Instagramも毎日更新中です!
Followありがとうございます♡