こんにちは、パフォーマンスラブリーのCocoです。
今回はタイトルの通り、
年金事務所で下の名前が勝手に変えられていた
というびっくりするような事件に遭遇した私です。
こんなことって起こり得るのでしょうか?
- 年金という大切なシステムに普通に起こったミス
- ちょっと信じられない感があり・・・
- 問題提起と注意喚起の意味で記事にまとめることにしました!
- 将来の年金の見込み支給額の照会の仕方について
- 名前のフリガナの誤りに気付いた経緯とその対策
とにかく聞いてください!
下の名前のフリガナが間違っていた!
そもそもなぜ、わざわざ年金事務所まで足を運んだのかは後ほど説明します。
そこで渡された書類をふと見るとそこには
別人の名前が!
一瞬かたまりましたけど。
二度見どころかガン見です!(笑
実名は伏せますが例えをあげると、「祥子」という漢字で本当は「しょうこ」なのに「さちこ」になっていた!みたいなことです。
そうなんです。
私の場合、実際はそういう読み方をしない漢字なのですが、名前だとそういう読み方をする人もいるというパターンのわざわざレアなほうの読み方に変えられていました。
いったい何処でどうなって、そんなことになってしまうの?
ことの経緯
ことの経緯を説明します。
皆さまのところにも定期的に
ねんきん定期便
というものが送られてくると思います。
以前、ここに記載された問い合わせ番号に電話をして
会社を退職し、国民年金に切り替えた場合、将来の年金受給額にどのような影響が出るのか?
について問い合わせをしたことがあります。
そう、会社を退職したら自動的に国民年金に加入することになります。
公的年金は2階建て
日本の公的年金の仕組みは2階建てと言われます。
ざっくりこのような感じですね。
2階部分⇨厚生年金「会社員・公務員が加入」
1階部分⇨国民年金(基礎年金)「日本に住んでいる20歳以上60歳未満の全ての人が加入」
※ここに3階部分として私的年金を加える場合もあります。
会社を退職すると、この2階部分の厚生年金がなくなってしまうので、もちろん将来の支給額に影響してきますよね。
実際どのくらいの差が出るのかを問い合わせたかった私でした。
50歳以上にならないと年金見込み額は教えてくれない
その電話口での案内によると
年金の見込み額は電話では案内できず、年金事務所で対面でのみの案内とのことでした。
しかも
50歳以上の方でないと教えてくれないそうです!
そう、この度めでたく50歳という年齢を迎えましたので(笑)早速アポを取り、出かけたのでした。
年金見込み額照会の予約手順
これは簡単で、ねんきん定期便に記載されている問い合わせ電話番号に電話をすると、予約専用の電話番号を教えてくれます。
その番号に電話して、自分の管轄(最寄り)の年金事務所のアポイントを取ってもらいます。
私が電話した時もけっこう混み合っているとのことで、約1か月先しか予約が取れませんでした。
実際に行ってみて分かったのですが、マンツーマンで対面で窓口にて対応するのですから、予約が取りにくいのも仕方ないというわけです。
当日の流れ


当日は時間までに年金事務所に出向き、受付で予約があることを伝えます。
当日の持参品は(予約時の電話で案内あり)
- 年金手帳
- 印鑑
- 免許証など本人確認できるもの
以上です。


中はこんな様子でこじんまりした感じ。
銀行の番号札と同じようなものを渡されて待ち、時間になると呼ばれました。
その後、個人ブースに案内され、マンツーマンで将来の年金の見込み受給額の概要を教えてもらえます。
ここで氏名の誤りに気付いた!という流れです。
ちなみにわざわざ年金事務所まで行かなくても「ねんきんネット」でも年金の見込み額試算ができます。
すみません。。
私の場合、アナログな人なので自分でするより教えてもらった方が手っとり早い!と思ってわざわざ行ってきました。
ねんきんネットについては送られてくる「ねんきん定期便」にも
お客様のアクセスキー
が記載されているので、それを使ってアクセスできます。
※アクセスキーには有効期限がありますのでご注意ください。
ねんきんネットについてはこちらからご確認くださいね。
私の場合は年金事務所まで行かなかったら、氏名の誤りにはずっと気付けなかったので、ある意味行ったかいがありました!
誤りの訂正方法
苗字ではなく下の名前のフリガナが間違っていることが発覚した私。
訂正方法は勤務先の会社経由でないとできないとのことでした。
その場でできないって?!(心の声)
ここで健康保険証を確認するよう言われて実物を見てみたのですが、健康保険証のフリガナは正しかったのでこれも謎でした。
もうなんだか意味が分からない!という心境でした。(泣
訂正は勤務先の社会保険担当から
訂正方法は
- 勤務先の会社が管轄の年金事務所へ書類で訂正する
- 会社の管轄の年金事務所経由で本人の管轄の年金事務所に訂正がくる
このようなめんどくさい流れです。
取り急ぎ、会社の人事の社会保険担当者へ連絡しました。
私の場合、婚姻で苗字を改名したタイミングで、なぜか下の名前の読みかたが変わって伝達されてしまったのではないかと推測されます。にしても摩訶不思議ですよね。
国民年金に加入されている方については市区町村の国民年金担当窓口での訂正となります。
詳しくは日本年金機構のWEBサイトをご確認ください。
ねんきん定期便では気付けない!
定期的に送られてくる「ねんきん定期便」には
名前の漢字表記しかありません。
フリガナ(読みかた)まではもちろん書いていないのですよ。
なのでこれに気付けたのは実際奇跡的だったということになります。
年金事務所まで出向いて、ペーパーを印刷して見せてもらって初めて分かったという。
本当に日本年金機構さん、大丈夫ですか???
というのが率直な感想です。
そもそも間違えたのは私の勤務先の担当者なのですが、日本年金機構にそれまで管理していたデータがあったにも関わらず、氏名の不一致に気付かないというのはちょっと理解できないです。
目をつむって作業しているとしか思えない。。
このタイミングで気付かなかったらずっとこのまま。
将来いざ年金支給という時になってから問題勃発で、
大変なことになっていたかもしれません。
そもそも年金もらえるの?というのはまた別のお話で。(汗
皆さまもお気をつけください!
けっこう間違いはあるっぽい!

今回の件があってググってみると、このような間違いはけっこうあるあるみたいでこれまた驚きました。
でも私のようにそもそもの登録時ではなく、途中から間違えられてしまうというのはやっぱりレアケースっぽいです。
しかも私の場合「ねんきん定期便」では気付けなかった、フリガナの誤りだったというパターンです。
あらめてねんきんネットにもログインして確認してみましたが、氏名は漢字表記のみでフリガナ表記はどこにも見当たりませんでした。
日本年金機構に登録された氏名のフリガナについては、年金事務所で確認するしか方法はないようです。
ほとんどの方は心配ないと思いますが、特に女性の方で婚姻で改名した経験のある方は一度確認されてみるのもよいかもしれませんね。
この確認のみでしたら「ねんきん定期便」に記載されたお問い合わせ先に電話するだけで可能です。
私も予約の電話の段階で違う名前を何度も言われたので、その担当者が読み間違えているだけだと思っていたのでした。
内心、何度も確認されてちょっとくどいな、と思ったほどです。
ただ、ここで発覚しなかったのも後から考えれば問題ですね!
さいごに
最後にまとめです。
- 将来の年金支給額の見込みは50歳以上にならないと教えてもらえない
- 方法は最寄りの年金事務所にアポイントを取る
- 自分でねんきんネットでも確認できる
- 氏名を改名したことがある方は要注意かも
今回私のケースはこのタイミングで気付けて、結果として良かったのですが、
国の機構なのに大丈夫なの?
という不信感が募ってしまったのも事実です。
こんなことも起こりうるので、とにかく自分の身は自分で守るしかなさそうですね。
皆さまにはこのような事例が起こらないことを祈っております。
何かの参考になれば嬉しいです。
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