こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
以前、パートナーがハワイ在住だったため、身のまわりの私物をハワイまで船便で送った経験があります。
- アメリカに荷物を安く送りたい
- 海外留学などで船便で荷物を送りたいと思っている
- 実際に船便で荷物を送った人の経験談が聞きたい
船便について知りたいあなたへ。
私Cocoは合計2つのダンボール箱を一緒に発送し、約2か月で無事にハワイに届きました。
ダンボール箱の大きさは国際規格でAとBとがあり、私は小さいほうのB(いわゆるみかん箱ほどの大きさです)にしました。
写真はハワイから日本に送った荷物なのですが、大きさはほぼこんなイメージです。
大きい箱にめいっぱい詰めるとかなり重くなってしまうし、自分も含めて!運ぶ人のことを考えたらひとつの箱の大きさは小さめのほうがいいですよね。
無事に、約2か月後に届いたのですが、まさかの別々に届きました。
しかもひとつは税関で開けられた形跡あり!
なぜ開けられたのかがわかったかというと、私が使ったガムテープ以外に、透明なテープで開放部が貼りなおされていたからです。
税関で開けられることは想定しておいたほうがいいと思います。
また、いちおうナンバリングして(① OF ②、② OF ②という具合に)発送したのですが、日本国内ならまだしも、海外では誰もそんなの気に留めないようですね(汗
まあ、2つとも無事に届いて、めでたしめでたしなのですが。
船便では「ミッシング」といって、普通に荷物がなくなってしまうこともあるので、最悪の事態としてなくなることも覚悟して送る必要があります。
この記事では私の経験から、海外に船便で荷物を送るときのコツと注意点をまとめています。
国際小包の種類は3つある
引越しなどで海外に荷物を送りたい場合には、3つの方法があります。
- 航空便
- SAL便
- 船便
この3種類です。
航空便はもちろん飛行機の貨物としての運送で、SAL便はここでは詳しく触れませんがその中間といった位置付けです。
SAL便とはエコノミー航空便のことで、日本国内と到着国内は船便として取り扱い、輸送は航空便なので、船便よりは速く、航空便よりは安いというサービスのことです。
この記事では3つめの船便についてです。
とにかく船便は船での輸送なので、1〜3か月と時間はかかりますが、料金が安いのが特徴です。
私のときもまったく急ぎではなかったので、迷わず料金がお安い船便を選びました。
船便のコツと注意点
ここからは、実際に船便を送る際の流れを見ていきます。
まずダンボール選びが重要
船便ではとにかくダンボール選びが重要です。
まちがっても、その辺のスーパーなどで無料で手配しようなんて思わないでください!
日本国内ならまだしも海外で、しかも船便の荷物の取り扱いなんて、想像しただけで恐ろしい…。もし実際に見ることができたら目を覆いたくなるような扱いかたをされているのは確実です。
めっちゃ投げられる!雨風に濡れて吹きっさらし!
これは大前提として考えておくべき荷物の取り扱いの現状だと思います。
荷物の持ち主が見ていなかったら、それは投げますよね(汗
なので、ダンボールについては、国際郵便専用の2重構造の超がんじょうなダンボールを購入することを強くおすすめします。
私はこちらの、アースダンボールさんの海外引越し用ダンボールを使用しました。
げげ!た、たかい!と思われるかもしれませんが、このくらいのクオリティのダンボールでないと、ちょっと不安です。
大切な私物ですから、ここでケチって悲しい目に合わないようにしましょう。
ちなみにこちらのダンボールは5枚セットでの販売です。国際規格に対応して欲しい!というニーズに答えて作られたダンボールなので安心ですね。
また、ガムテープもできたらクオリティーの高いものを選ぶことをおすすめします。
船便ダンボールの詰めかたのコツ
私が船便で送った私物は以下のようなものでした。
- 洋服(ワンピースやカーディガンから部屋着まで)
- 靴(スニーカーではなくヒール中心)
- 本
- ショルダーバックやハンドバック
- そのほか身のまわりの私物
航空便でも船便でも、重さによって料金が決まってくる仕組みですので、あまり重たい本などはおすすめしません。
これが私が実践した荷物の詰めかたです。
- すべての物品を個別にビニール袋に入れる
- すきまがないように工夫して、とにかくぎっしり詰める
それぞれ見ていきます。
すべての物品を個別にビニール袋に入れる
船便の場合、キホン雨風にさらされると思って梱包してください。
私は潔癖症のきらいがあるので、ひと品ずつ個別にビニール袋に入れ、さらに大きなゴミ袋にそれらを入れて、ビニール袋も2重にしました。
個別に入れるまではしなくても、大きなゴミ袋に入れるのだけは絶対にやってください。
個別に入れるビニール袋は中身が見えるように透明なビニール袋を選んでください。(税関で開けられた場合に備えて)
すきまがないよう工夫してぎっしり詰める
これも重要で、すきまがあるから内容物が動いてしまい、それによって破損したりしてしまうのです。
きっちりすきまがないように工夫して詰め込んでください。
私はタオルなどを利用してすきまを埋めて、タオルがクッション代わりになるようにしました。
私はタオル以外にもすきま用に、部屋着とか、家にたくさんあった新品のソックスなどを使いました。
なにかすきまを埋めるためのものを用意しておくとスムーズですよ。
実際、別に送りたくないもの(新聞紙やプチプチなど)を使ってすきまを埋めるのではなく、送りたいものですきまを埋めるほうが効率がいいですよね。
最終的な完成品のイメージとしては、ダンボールがひとつの岩のようなかたまりになっているようにする感じです。
内容物がみじんも動かない、そんな物体に仕上げてください。
梱包のガムテープもできるかぎり何重にも巻いて、そう、ミイラのようにがんじょうにするに越したことはないです。
実際にハワイに届いてご対面したダンボールは、ボコボコにされたあと!みたいな感じで、文字どおり角も取れて丸みをおびたかたちになっていました!
でもとにかく内容物に破損もなく、無事に到着したというだけで大満足でしたよ。
梱包のしかたについて詳しくは、郵便局のサイトでチェックしてみてください。
意外なものが送れないので要注意
国際郵便では送れないものがありますのでご注意ください。
- マニキュア
- 香水
- 日焼け止め
- ヘアトニック
- スプレー缶
- アルコール飲料
- モバイルバッテリー
- 電子タバコ
- 花火・クラッカー
- そのほかの危険物
マニキュアや香水などは引火性液体で、危険物に分類されますので注意が必要です。
船便の料金は?
実際に私がハワイに船便を送ったのは2019年3月なので、少し前になってしまいます。
自分では持ち上げられないレベルのかなり重たいダンボール箱2つで、支払った金額は合計15,600円でした。
国や地域によって料金設定が異なりますのでご注意ください。
ちなみに1つのダンポールの重さは30kgまでという決まりなので、30kgの料金を比較してみると、
発送方法 | 30kgの料金 |
---|---|
航空便 | 36,650円 |
船便 | 13,750円 |
SAL便 | 26,550円 |
船便だと航空便のほとんど3分の1の料金ですみます。
この価格はやはりかなり魅力的ですよね。
もし切手のコレクションなどが大量にあるかたは、船便の料金を切手で支払うことも可能です。
実際に集荷に来てもらうときに、測り(体重計みたいな測りでした)を持参でいらしてくださるので、重さについては自分で測る必要はないので安心です。
心配なかたは体重計に乗せて測ってみれば、おおよその金額の検討がつきますね。
送り票は英語で記入
送り票は郵便局でいただけますが、内容物やその価格などをすべて英語で記入する必要があります。
ただし、通関電子データ送信の義務化により、2021年1月1日から、米国宛て手書きラベルは原則引き受けてもらえませんのでご注意ください!
さいごに
ハワイに船便で私物を送った経験について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のまとめです。
- ダンボール選びが重要
- 1個の荷物の重さは30kgまで
- 国や地域によって料金が違う
- すべてのものをビニール袋に入れること
- すきまがないように詰め込むこと
船便は1〜3か月と時間はかかりますが、航空便の約3分の1の料金なのが魅力です。
時間に余裕がある場合には、ぜったいにお得な船便をおすすめします。
引っ越しや留学などで、海外に大量の荷物を送る必要があるかたはぜひ参考にしてみてくださいね。
現在、コロナの影響で荷物の受け付け自体も停止していたり、また輸送期間もかなり時間がかかっていますので最新情報を確認してください。
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