こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
今回は婚姻届を提出したあとのパスポートの手続きについてです。
- めでたく婚姻届も提出して新しい姓名に変わったけど、パスポートの変更はどうするの?
- たしか名前が変わったスタンプを押してもらってそのまま使えるよね?
- この前申請したESTAもそのままでいいのかな?
結婚したらいろいろな手続きがあって、ついついパスポートのことは後回しになりがち。
いざ、ハネムーンに出発!という時になってあわてないように、早めの手続きに越したことはないです。
この記事を読めば、婚姻で姓が変わった場合のパスポートの手続きについてがわかります。
ハワイ挙式経験者で、CA(キャビンアテンダント)という職業柄パスポートの手続きも最短で行った、私Cocoが解説します。
- 私自身、2019年8月13日に入籍し、8月27日には新しいパスポートを受け取りました!
- 私CocoはCAという職業柄、パスポートの手続きは最優先で行う必要があったのです。
- 入籍後、最速で手続きをした経験から記事をまとめています。
それではさっそく見ていきましょう。
結婚後のパスポートの変更手続きは2通り
結婚したあとのパスポートの変更方法には2通りあります。
- 新しいパスポートを申請する
- 記載事項変更旅券を申請する
どちらの場合も新しいパスポートを発行するという手続きになります。

記載事項訂正申請は廃止です!
私もそうだったのですが、以前の記憶だと・・・、
結婚したら古いパスポートのページに名前が変わった、というスタンプを押してもらってそのまま使える!
そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに過去にはそういう運用があったのです。(今は廃止です!)
顔写真のページはそのままで、うしろのページに訂正内容を追記するという方法でした。
そもそもこれは日本独自の運用で、海外ではちょっとありえない運用だったのですよね。
結婚して名前が変わったらパスポートも発行し直す必要があります。
その方法を見ていきましょう♪
①新しくパスポートを申請する
旧姓のパスポートの有効期限があまり残っていない場合はこの方法になります。古いパスポートの有効期限は切り捨てとなります。
パスポートには2種類あります。
ちなみにですが、結婚でパスポートを作り直すことを想定して、結婚前の女性は10年ではなく5年パスポートを申請する方も多いですよね。
それで5年以内に結婚しなかったらそれはそれで切ないのですが(泣
パスポートの新規発給にかかる手数料は以下の通りです。
5年間有効のパスポート⇨11,000円
10年間有効のパスポート⇨16,000円
5年か10年かで手数料も違ってきますが、微妙な差な気もしますよね。。
5,000円の違いなら10年でもいいかな、と思ってしまうのは私だけでしょうか?
申請に必要な書類
パスポートを新規に申請する場合に必要な書類です。
・一般旅券発給申請書 1通
・戸籍抄本または戸籍謄本(6か月以内に発行されたもの)
・写真(規格を満たすもの)1枚
・現在有効なパスポート
・手数料16,000円または11,000円(受け取り時に必要)
※住民登録している都道府県以外で申請する場合は住民票の写しが必要です。
※手数料は申請時は不要です。受け取りの時に「収入印紙・東京都手数料取扱窓口」で支払います。(東京都の場合)
※ご存知のようにパスポートの写真はかなり厳格な規格がありますのでご注意ください。
②記載事項変更旅券を申請する
姓、名、本籍の都道府県名が変わった場合はパスポートの記載事項変更申請を行えます。
結婚して姓が変わった場合はこれに当てはまります。
この場合の注意点として、
新しいパスポートの有効期間満了日は古いパスポートの有効期間満了日と一緒になります。
古いパスポートの有効期限が引き継がれてしまう、ということです。
私はこの方法で申請しました。
なぜなら有効期限が切れてしまう関係で、約1年前に新しいパスポートを申請したばかりだったので、有効期限がまだまだ残っていたからです。
職業柄、有効なパスポートは仕事に常備している必要があるのです。
パスポートセンターの受付の方も、私のパスポートの有効期限をひと目見て判断し、記載事項変更申請をおすすめされました。
ただ通常はまったく気にならない点だと思いますので、無視していただいても大丈夫です。
この方法で有効期間満了日だけは古いパスポートから引き継がれ、そのほかは、
・顔写真
・旅券番号
・ICチップ内データ
すべて新しいパスポートが出来あがるということです。
もちろん署名欄も新しい署名となります。
申請する時間も新規発給とまったく変わりませんので、古いパスポートの有効期限がもうあまり残っていない場合は新規発給した方がよいです。
訂正申請に必要な書類
パスポートの訂正申請に必要な書類です。
・一般旅券発給申請書(記載事項変更用)1通
・戸籍抄本または戸籍謄本(6か月以内に発行されたもの)1通
・写真(規格を満たすもの)1枚
・現在有効なパスポート
・手数料6,000円(受け取り時に必要)
※住民登録している都道府県以外で申請する場合は住民票の写しが必要です。
※手数料は申請時は不要です。受け取りの時に「収入印紙・東京都手数料取扱窓口」で支払います。(東京都の場合)
※ご存知のようにパスポートの写真はかなり厳格な規格がありますのでご注意ください。
これらを揃えて、
住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口
で申請します。
パスポートの申請から受け取りまではおよそ1週間かかります。
私の場合も8月20(火曜日)に申請し、8月27日(火曜日)に受け取りました。
最短でも1週間(土・日・休日は除く)かかるので注意が必要です。

婚姻届を出したばかりで新しい戸籍がまだできていない場合
婚姻届を提出したばかりだと、まだ新しい戸籍が出来あがっていない場合があります。
基本的には新しい戸籍ができてからの申請になります。
でもお急ぎの場合は、婚姻届受領証明書(有料)を戸籍の代わりに提出すれば大丈夫です。
パスポートについての詳細は外務省公式サイトでご確認ください。
ハネムーンに間に合わない場合
新しいパスポートの申請が、ハネムーンに間に合わなくてもあわてないでください!
パスポートは旧姓のままでOK
航空券の名前とパスポートの名前が一致していれば問題なく飛行機には乗れます。
旅行会社ではあるあるの質問で、名前がパスポートと一致する!ということが重要なのです。
この場合、航空券を手配する際に必ず旧姓でするように注意しましょうね。

旧姓でもリスクは少ない
旧姓のパスポートのまま旅行したとしても、なにかのトラブルに巻き込まれたりしない限りリスクは少ないです。
あるとすれば、クレジットカードがすでに新しい姓に変わっている場合、パスポートの名前と違うという問題です。
もしかしたら使用する際にやっかいな事になるかもしれませんので、クレジットカードの名前もパスポートと同じにしておきましょう。
でもこの場合、万一パスポートを紛失してしまったりすれば、身元確認にも時間がかかることになりますので注意しましょう!
ESTAも取り直し
ハワイを含むアメリカに旅行する際に必要なESTAも新しく申請する必要がありますのでご注意ください。
ESTA自体には2年間の有効期限がありますが、パスポート番号が紐付けされているため、パスポート番号が変わったら申請し直す必要があります。
ESTAの申請にかかる費用は14ドルです!(2021年6月現在)
※私を含め、気付かすに代行業者で申請してしまった人がたくさんいます(泣
念のためにもう一度言います。
ESTAの申請にかかる費用は14ドルです!(2021年6月現在)
ハワイに行く際、パスポートを新しくしたらESTAも忘れずに申請しておきましょう。
以前はESTAのことをすっかりを忘れていても、空港で取れば間に合う!なんてこともありましたが、現在は不可能です!
私は空港のカウンターまで来て、ESTAを忘れていて飛行機に乗れなかった人を大勢見ています。
ESTA申請後はいったん保留となり、すぐには回答がきませんのでご注意ください。
自身のハワイ挙式の際、家族全員分のESTA申請をしたCocoの感覚では、毎回申請した翌朝には回答がきている感じです。
詳しくは在日米国大使館の公式サイトでご確認ください。
さいごに

最後に結婚後のパスポートの手続きについてのまとめです。
- 婚姻で名前が変わったらパスポートも作り直す
- 方法は2通りある
- 申請から受け取りまでは最短でも丸1週間かかる
- 旧姓のままで旅行もOK
- ESTAも忘れずに申請し直す
入籍後はただでさえいろいろな手続きが必要になります。
流れですべてまとめて済ませてしまう事をおすすめします。
なにごとも勢いが大切です(笑
通常パスポートのことはあと回しになってしまいがちですが、いざというときにあわてないよう、余裕を持って手続きをしておきましょうね。
この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。
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