こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
お酒をやめたい!と思っているあなたに、ぜひ知っておいてほしいことがあります。
- 巣ごもり生活でついつい昼から(朝から)お酒を飲んでしまう
- そして罪悪感にさいなまれている
- お酒をやめたいのにまた飲んでしまった…
こんなあなたへ。
日本で生活しているとお酒の誘惑だらけで、断酒するには鉄の意志が必要だと痛感しています。なぜなら日本という国はお酒を飲みたい人にとって天国だからです。
私自身は自称アルコール依存症を克服してはや3年、今はいっさいお酒とは無縁の生活を送っています。
マジ快適です!
アルコール依存克服については別記事にまとめています。
「自分ひとりの力だけで断酒・禁酒は可能です![アルコール依存克服]体験談」
こちらも合わせてご覧ください。
巣ごもり生活でお酒を自由に飲める環境にある中での断酒は、パンデミック以前よりも難しくなっていますよね。在宅で毎日飲み放題だし(笑
私自身は、このパンデミック前にお酒をやめておいて、本当によかったと心から思っています。
もしやめていなかったら、と想像するだけでおそろしいからやめておきます。
この記事ではお酒をやめたいと思っているあなた、そして今断酒に取り組んでいるあなたにぜひ知っておいてほしい5つのことをまとめています。
- お酒をやめたい人・断酒したい人が知っておくべき知識が早わかりする
- 私Cocoは自分自身でアルコール依存症だと診断し、2017年に断酒をはじめて、今現在も継続しています
- これからも断酒を継続するつもりです
それではさっそく見ていきましょう。
アルコールは嗜好品ではなくドラッグです
まず大前提として、お酒は嗜好品だと勘違いしている人が多いのですが、アルコールはヘロインや大麻などと同じ立派な薬物(ドラッグ)なのです。
覚せい剤や大麻などの違法薬物に限らず、アルコール、カフェイン、処方箋、ニコチンも依存性のある薬物(ドラッグ)です。
そして問題なのはもちろん合法なので胸を張って飲めてしまうというところなのです。誰にも文句は言われない、言わせない!
私自身もここが最大のネックだと思っています。
別に法律違反じゃないし、お酒を飲んで誰かにとがめられることなんてまったくない!ここが問題。
私も毎日お酒を大量に飲む生活を長いこと送っていましたが、「法律を犯しているわけではない」この思考にずっと支えられてきましたね。
悪いことしてるわけじゃないんだし、よくない?昼から飲んだって別に。
ずっと自分にそう言い聞かせてお酒を飲み続けていました。
お酒は合法なドラッグだということを認識することが重要です。
CA入社時のドラッグテストにドキドキ!
かつてエアラインのCA(キャビンアテンダント)試験に見事合格し、いよいよ訓練の初日という日に、なんと抜き打ちでドラッグテストがあったという経験があります。
もちろん違法薬物なんて自分には関係ない話だったのですが、アルコールもチェックされるとわかり、内心ドキドキだった私でした。
もちろん前日にもしっかりお酒は飲んでいましたからね。
このときは専用キットで口の中の粘膜を取ってチェックするという検査方法だったと思いますが、アルコール反応が出て帰されでもしたらどうしよう!とヒヤヒヤでした。
せっかく合格したのにやめて!そんな心境でした。
このときは全員無事に検査はクリアーしたのですが、アルコールはドラッグ(薬物)という認識がこのとき私の中にしっかり植え付けられたのでした。
これはかなり昔の経験ですが、外資系のエアラインだったのでシビアにチェックを行っていたのだと思います。日本のエアラインだったらまずないでしょうね。
コンビニでたやすく買える日本がおかしい
そもそも歴史的に、アルコールにとても寛大な日本の社会がおかしいのですよね。お酒をやめたい人にとっては住みにくい国だとつくづく思います。
アメリカではレストランやドラッグストアでアルコールを提供する場合には、必ず身分証明書で年齢のチェックをしています。
日本のコンビニみたいにかたちだけの年齢チェックでアルコールを販売する、とかありえないですね。販売したほうが罰せられますから。
レジのあの「年齢確認が必要」ってやつ、ほんとにいい加減なチェックですよね。
店員さんによっては勝手に押してくれちゃうケースもあるほどです。
タイのバンコクでは、午後の決まった時間帯には商店でアルコールを販売してはいけないという決まりがありました。その時間帯にコンビニに行くと、アルコールの陳列されている扉にくさりと南京錠で鍵がかけられていて開けられなくなっていました!
これ日本でやったら困る人いっぱいいますよね。
日本のお酒は安すぎる
日本のお酒は安すぎるのも問題ですね。
もちろん高級なワインやウイスキーなどもたくさんありますが、ここではコンビニに売られている缶チューハイのだぐいのことです。
単純に安すぎませんか?
コーラとかお茶類と変わらない値段で手に入るわけですから、アルコールに依存する人が増えていってもなんの不思議もありません。
国に踊らされている?!
お酒やタバコでお国は税金ガッポリなので、お酒を飲む人もタバコを吸う人も国にまんまと踊らされていると気づくべきです。
お酒やタバコのやっかいなところは、お酒を飲んでもタバコを吸っても明日すぐには死なないところです。
ジワジワ健康を害していく、そしてその結果死んでしまったとしても直接的な死亡原因はお酒やタバコのせいだとならない、ここが問題なのです。
まさに真綿で首を絞められている感覚です。
こわいですね。
お酒に酔っている自分は好きですか?
「お酒に酔っている自分は好きですか?」この質問を自分に問いかけてみてください。この質問が私には効果的でした。
好きな方は大丈夫です。そこまで事態は深刻ではないので。
私はお酒に酔っている自分は大嫌いでした。
- 陽気になって
- 気が大きくなって
- 他人に失礼なことを言って
- 挙げ句に暴言を吐く
そして最も最悪だったのが自分で覚えていないということ。
私はお酒に飲まれてしまうタイプだったので、お酒に酔っている自分は大嫌いでした。もう封印したいレベルです。
酔っている自分がそんなに嫌いだったら飲まなければいいだけなのですが、それでも飲んでしまうのですよね。それがお酒というもの。
私と同時期にお酒をやめていた同僚の男性CA(キャビンアテンダント)がいます。彼は、
「なぜあんなに好きだったお酒をやめたの?」
と聞かれると
「お酒を飲んでいない自分のほうが好きだから」
と答えていました。
ちなみにこの男性CAはビール好きで有名で、ステイ先のホテルで清掃の際に彼のお部屋からは500mlのビール缶がゴロゴロでてくる!みたいな人でした。
そんな彼がお酒をやめたのも意外でしたが、その理由がまたスマートだな、と感心したことを覚えています。そして激しく同感でした。
私もお酒を飲んでいない自分のほうがダンゼン好きです!
この男性CAはファッションや自分の見た目には人一倍気をつかうタイプ(中身は完全に女子)だったので、彼らしいなと思いましたね。
断酒にはお酒を飲んでの失態と向き合うのがベスト
断酒にはお酒を飲んで自分がおかしてしまった失態と向き合うことが最も効果的です。
私がお酒をやめることができたのもある失態がきっかけでした。
私の場合は父が間違いなく「酒乱」と呼んでいい部類の酔い方をする人だったのですが、私もその血を受け継いでいたのは確実です。
ある人に対して、覚えていないけどなにかよくないことを言ったりしたのは確実で、その言動が原因で関係が壊れてしまったのです。
心底自分がイヤになりました。お酒を飲んで酔っ払う自分をもう受け止めることができなくなったのです。許容範囲を超えてしまったと感じました。
お酒をやめるしかない、この結論にたどり着くしかなかったのです。
とにかく逃げずに自分と向き合うことです。
お酒を飲むのは時代遅れ
私たちの時代は洒落たバーでお酒を飲むのがかっこいいとされていました。
「SEX AND THE CITY」でキャリーたちが飲んでいた「コスモポリタン」というカクテルにあこがれていた世代です。
でもこの令和の時代、お酒を飲むのはもう時代遅れ、お酒を飲むなんてダサい、そんな考えが広まっているのをご存知ですか?
最近よく耳にする「ソーバーキュリアス」のように、あえてお酒を飲まないという選択をする人も増えているのです。
イギリスやアメリカの若者を中心に、トレンドになっているのが「ソーバーキュリアス」。「Sober(しらふ)」「 Curious(ふりをする)」を組み合わせた造語で、「お酒は飲めるけれども、あえて飲まない選択をする人も」というスタンスを意味する言葉だそうです。数年前から「あえてお酒を飲まない、ソーバーキュリアス」が若者の潮流になっているとのこと。
CANVAS 酔って楽しむのはもう古い?「ソーバーキュリアス」で脱アルコールを楽しむ から抜粋
よく引き合いにだされるタバコと一緒で、お酒を飲むなんて時代遅れという時代が来るかもしれません。
私Cocoは飛行機の中にも喫煙席があった時代を知っています。ミールサービスのあとは喫煙席一帯が煙で白くかすんで見えなかったものです。
みなさんいっせいにタバコを吸いはじめますからね。よくあんな中で仕事をしていたなと思いますよ。
今では飛行機の中で喫煙席があるなんて考えられませんよね?でも20年ほど前にはこれが普通だったのです。
そう考えると、20年後にはお酒を飲む人口も激減しているかもしれません。
昔の人はお酒というものを飲んでいたんだよ、と歴史で学ぶ時代が来るかも!
さいごに
お酒をやめたい人に知っておいてほしいことをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後にまとめです。
- アルコールは嗜好品ではなくドラッグ
- コンビニでたやすく買える日本がおかしい
- お酒に酔っている自分は好きですか?の問いかけが効果的
- 断酒にはお酒を飲んでの失態と向き合うのがベスト
- お酒を飲むのは時代遅れ
日本はお酒を飲みたい人にとっては天国、お酒は合法ドラッグ!これを知っているだけでも断酒との向き合い方が変わってくると思います。
あなたも国にまんまとだまされないでください!
この記事がどなたかの参考になればうれしいです。
最後に、私が禁酒に成功できたのもこの本のおかげ!という、禁酒のバイブル「禁酒セラピー」をご紹介しておきます。
それでは、また♡
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