こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
先日、【ESTA Expiration Warning】という件名の、ESTAの期限切れの通知メールが届きました。
突然このようなメールが届き、全部英文だし「Warning(警告)」なんてあるのでちょっとドキッとしましたが、実はあやしいメールではなく正式なESTAからのメールでした。
正確にはCBP:United States Customs and Border Protection(米国税関・国境警備局)という、ESTAの公式ウェブサイトの管理・運営を行っている機関からのメールです。
この記事ではこのメールに惑わされて?しまい、ちょっともったいない結果となってしまった私の体験をもとに、このメールが届いた場合の注意点をまとめています。
自分でESTAのステータスの確認を怠ったために、もったいないことをしてしまった私の実体験をシェアします。
- 【ESTA Expiration Warning】という件名の、ESTA期限切れ通知メールが届いたら確認すべきことがわかる
- 【ESTA Expiration Warning】という件名の、ESTA期限切れ通知メール届いた場合の注意点がわかる
それではさっそく見ていきましょう。
「ESTA Expiration Warning」メールの意味は?
ESTA Expiration Warningという件名のメールは「あなたのESTAの有効期限がそろそろ切れますよ」ということをお知らせしてくれるメールです。
すべて英文だし「Warning(警告)」とか書かれているので、ドキッとしますよね。
このメールの発信元は「No-monitor@cbp.dhs.gov」という米国CBPのメールアドレスで、件名が「ESTA Expiration Warning」となっています。
ESTAの有効期限は2年間なのですが、2年前のことなんてもうすっかり忘れてしまっていますしね。(私だけ?)
でも決してあやしいメールではなく、親切なリマインドメールなのでした。
そもそもESTAとは?ESTAの復習
ESTAとは、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米する旅行者の適格性を判断する電子システムです。
ESTAは米国国土安全保安省(DHS)により2009年1月12日から義務化されました。
ビザ免除プログラムを利用して、90日以下の短期商用・観光の目的で渡米される方は、米国行きの航空機や船に搭乗する前に電子渡航認証を受けなければなりません。
ESTAの有効期限はこのいずれかです。
- 認証されてから2年間
- ただしこの2年間にパスポートの有効期限が切れる場合はその有効期限日まで
またESTAの申請はオンラインで個人でもできて、申請費用はひとりにつき14ドルです。
ESTAからのメールの要約
ESTA Expiration Warningメールの内容はざっくりこんな感じです。
- 20〇〇年〇月に提出したあなたの渡航認証は、あと30日以内に失効しますよ。
- 現在のESTAの渡航認証を延長・更新することはできません。
- 近い将来米国に行く予定があればまた申請してね。
- その際、古い認証の期限が30日以上残っていると「警告」が出ますよ。(でも無視してOKです)
こんな内容のメールが、ESTAを申請したときに登録したあなたのメールアドレス宛に親切に送られてきます。
「ESTA Expiration Warning」メールが届いたら確認すること
ここからは、ESTA Expiration Warningメールが届いたあなたが確認するべきことです。
ESTA公式サイトでステータスを確認する
ESTA Expiration Warningメールが届いたら、まずはご自身でESTAの公式ウェブサイトで「ESTAのステータス確認」をすることをおすすめします。
とくに過去に何回もESTA申請をした経験がある方は、めんどうでもステータス確認をしたほうが安心です。
私はこのメールに惑わされて、ESTAの有効期限が残っていたにもかかわらず、無駄に再申請してしまったおばかさんです。
この詳細は下記の「ESTA期限切れの際の注意点」で確認できます。
私のようにならないためにも、ESTAのステータス確認をしてみましょう。
ESTAのステータス確認はESTAの公式ウェブサイトから簡単にできます。
あわてて再申請する必要はなし
ESTA Expiration Warningメールが届いた場合、もちろんこれからすぐハワイを含む米国へ行く予定がある方は、すぐにESTAの申請が必要です。
米国大使館公式サイト(ESTAの公式サイト)でも、少なくとも渡米日の72時間以上前にESTAの申請をすることを強く勧めています。
でもしばらくはハワイを含む米国へ行く予定がない場合は、また旅程が決まってから申請したほうがいいでしょう。
なぜならESTAの有効期限が2年間ですので、実際の渡米が決まってから申請したほうが期限の有効活用につながるからです。
ただしこの場合、うっかりしていて申請を忘れてしまう!これだけは絶対にないよう注意してくださいね。
頭の中に渡米イコールESTA!という刷り込みをしておいてください!
ESTAの申請を自分でする方法については別記事の
「【2021年最新版】ESTAを自分で申請する方法と注意点をまるっとわかりやすく解説」
にてまとめています。
ESTA期限切れの際の注意点
ESTA Expiration Warningメールが届いた場合(ESTA期限切れの場合)の注意点です。
結婚して改名した人は要注意!
結婚して改名した人は、パスポートも新しく申請をして作り直すと思います。私もそうでした。
ご参考までに、婚姻後のパスポートの手続きについては別記事の、
「結婚したらパスポートの手続きは2通り【ESTA】も申請し直しです!」
にてまとめています。
そして今回はこれが原因となり、ちょっともったいない結果となってしまったのでした。
このESTA Expiration Warningメールが届いていたため、ESTAの期限切れだと思い込み再度申請、でも実はまだESTAの期限は数カ月分残っていたのでした(泣
なぜこんなことが起こってしまったのでしょうか?
そう、この期限切れ通知は実は、私の旧姓のパスポートで申請していたESTAに対する有効期限切れのお知らせメールだったのです。
ESTAは1件1件の申請番号で管理されているため、あなたがESTAの認証を取り直そうが関係なく、それぞれの認証の有効期限通知が送られてくるというわけです。
ちょっとややこしい話ですが、私のような事態を防ぐためにはこの2つの手順が有効ですね。
- ESTAの有効期限は自分で管理する
- 期限切れ通知メールがきたら、ESTA公式ウェブサイトでステータスを確認する
パスポートに勝手なメモ書きなどはできませんので、付箋を貼っておくなどして、自分でESTAの有効期限を管理するとよいでしょう。
ちなみに私はiPhoneのリマインダー機能を使って管理することにしました。
リマインダーなら自分で設定した日にちで通知があるので、ESTAの有効期限切れの少し前に設定しておくと便利ですね。
ESTAに更新という概念はない
ESTAには更新するという考え方はないので注意が必要です。有効期限がきたら、また再度いちから申請をやり直す必要があります。
毎回、新規に申請する場合と同じ手順で手続きをする必要があります。
この際にもちろんまた14ドルの申請費用がかかります。
ESTAは何度でも申請できる
今現在持っているESTAの有効期限が残っていても、ESTAは何度でも申請をして新しい認証を取得することができてしまいます。
もちろんその都度14ドルの申請費用がかかります。
これは極論、毎回渡米するたびに新しくESTAを申請し直してもなんの問題もないですし、誰にも指摘されないままで、無駄に費用がかかってしまうだけ、ということも可能ということです。
新しく申請してESTAの認証を得ると、古いESTAの認証は失効済みとなり、常に上書きされていく感じです。
いちばん最新で申請した際のESTAの認証が有効となります。
さいごに
ESTA Expiration Warningという件名の、ESTAの期限切れ通知メールが届いた場合の注意点について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のまとめです。
- ESTA Expiration Warningメールが来たら公式サイトでステータスを確認する
- 結婚して改名した人(パスポートが変わった人)は要注意
- ESTAに更新という概念はない
- ESTAは何度でもかぶせて申請できる
- 次のESTAの申請は渡米の予定ができてからでOK
ESTA Expiration Warningというメールは、あなたのESTAの有効期限がまもなく切れますよ、ということをお知らせしてくれるとても親切なメールです。
しかしこのメールに惑わされてしまい、私のように本来有効期限内であったESTAを再度申請してしまった!なんてもったいないことにならないように注意が必要です。
必ずご自身でESTA公式ウェブサイトで、ESTAのステータスを確認するようにしましょう。
この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。
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