こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
今回はESTA(電子渡航認証システム)を自分で手配する方法について解説します。
- ESTAってそもそもなに?
- ESTAはいつも旅行会社に頼んでいるんだけど、自分でも手配できるの?
このようなあなたへ。
ハワイ(アメリカ)に行くならESTA(電子渡航認証システム)の申請が必要です。
大手日系エアラインのチェックインカウンターで勤務している友人の話では、いまだに空港カウンターでESTAの申請もれが発覚し、ハワイ便に乗れない!というお客様が発生している模様です。
旅行会社ではなく個人で旅行を手配されて、ESTAの存在をすっかり失念していた!というケースがほとんどだそう。
以前ならあわてて空港で申請して間に合った、というケースもあったようなのですが、今現在このような場合は通常飛行機に乗ることはできません。
せっかく企画したハワイ旅行が台無しに!なんてことのないように、まずはこの記事を参考にESTAの申請をきちんと済ませましょう。
- ESTAの申請は個人でもできる
- 家族の分をまとめても申請できる(最大50名分)
- オンライン申請でかかる時間は約30分ほど
- 日本語でも申請できる
意外と簡単なので、あなたもぜひトライしてみましょう。
ESTAが必要な人とは?
ESTAとはアメリカの電子渡航認証システムの略で、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して、ビザ無しでアメリカに観光や商用で90日以下の渡航をする場合に必要となります。
ESTAは米国国土安全保障省(DHS)により、2009年1月12日から義務化されました。
料金はいくらかかる?
ESTAの申請は有料で、ひとりにつき14ドルかかります。(2021年6月現在)
旅行業者でも申請を行ってくれますが、だいたい手数料の相場は6000円から7000円ほどかかります。なので家族分をまとめて自分で申請すれば、かなりの節約にもなります。
私もハワイ挙式の際に、家族分の申請もすべて自分で行いました。
このときはグループ申請ができるのも知らず、また日本語対応しているのにも気づかずに英語で、1名ずつ申請したおばかさんです(笑
いつまでに申請すればいい?
ESTAは渡米する日の少なくとも72時間以上前には申請する必要があります。
ハワイ州の公式サイトでも、航空券の予約時にESTAを申請するか、渡米日の少なくとも72時間以上前の申請を強くおすすめしています。
出発日当日にESTAを申請する場合は、搭乗前に渡航認証を取得できないリスクが生じますし、そもそもESTA申請が済んでいなければ、チェックインカウンターで受け付けてもらえません。
ESTAの有効期限が2年間なので、できるだけぎりぎりに申請したいという気持ちもわかるのですが、そこはケチらずにできることは早めに済ませておきましょう。
ESTAの有効期限は?
ESTAの有効期限は認証日から2年間です。
またはパスポートの有効期限がそれより早い場合はもちろんパスポートの有効期限が切れるまでとなります。
ESTAはパスポート番号と紐付けされているのですね。
ESTAに延長などはありませんので、期限が来たら14ドルを支払ってまた最初から申請することになります。
有効期限が近づいてくると、メールでお知らせしてくれるのですが、私Cocoはこのメールに惑わされた経験がありますので、要注意です。
ESTA公式サイトで自分の現在のESTAのステイタスを確認することをおすすめします。
必要な情報、準備しておくこと
ESTA申請に必要な情報は以下のとおりです。
- パスポート(ビザ免除プログラム参加国発行の有効期限内のもの)
- 申請費用14ドルを支払うクレジットカード情報(またはオンライン決済サービスPayPalの情報)
- 申請者の連絡先住所
- 直近の勤務先情報と住所
- 滞在先ホテルなどの名称と住所
現在仕事をしていなくても、直近の勤務先情報を入力する必要がありますので、事前に準備しておきましょう。
これはネットで検索すればすぐ出てきますね。
自分以外の家族の申請をする場合、その家族の人の両親の名前や勤務先の入力も必要になりますので注意が必要です。事前に確認しておきましょう。
ESTA申請の手順
ESTA申請の流れを見ていきます。
STEP1 公式サイトにアクセスする
まずは公式サイトにアクセスします。
>ESTA公式サイトはこちら(https://esta.cbp.dhs.gov/)
はじめは英語になっていますので、右上の言語を選択から「日本語」を選択して進めていきます。
デフォルトの英語から日本語に変えて進めます。
「新規に申請を作成する」を選びます。
申請はおよそ30分ほどかかるのですが、時間がない場合は途中で保存しておき、あとでまた入力を進めていくこともできます。
この場合は「既存の申請を続行する」を選ぶことになります。
自分ひとりの申請の場合は、「個人による申請」を選び、進めていきます。
STEP2 免責事項に同意する
セキュリティに関する通告を確認して進めましょう。
免責事項も同じように確認して進めていきます。
STEP3 申請者情報の入力
次に申請者の情報を入力していきます。赤色の星印は必須項目ですのですべて入力していきます。
もちろんすべて英語で入力していきます。
ここで「旅券をアップロード」のボタンからパスポートの画像をアップロードして自動読み込みという機能もありますが、あまり精度がよくないようなので、手入力したほうが早いし簡単です。
このタイミングでメールアドレスの認証が必要になります。
ここで入力したメールアドレス宛に、4桁の認証コードが送られてきますので、そのコードを入力すればOKです。
この欄は日本以外の市民権や国籍を持っている場合でなければ、「いいえ」を選択します。
STEP4 渡航情報の入力
米国内の連絡先は滞在先ホテルの住所や電話番号を入力します。
米国内および米国以外の緊急連絡先には、日本の両親など身内の連絡先を入力しておきます。ここでもメールアドレスが必要となりますので入力しておきます。
米国内連絡先にアメリカの知人などの連絡先を入力してしまうと、入国審査で細かく質問されたりしてやっかいなので、ホテル名を入力することをおすすめします。
STEP5 適格性についての質問
適格性について9つの質問に回答していきます。
内容をよく読んで「はい」か「いいえ」で回答していきます。
ちなみにESTA申請後にこちらの項目に変更が生じた場合も、再度ESTAの申請が必要になります。
最後に「申請内容に関する証明」にチェックを入れて「次へ」のボタンを押して進んでいきましょう。
両親の申請を行うなど、代理申請の場合は代理申請の項目にもチェックを入れて進めます。
注意していただきたいのが9番目の質問:
9)2011年3月1日以降にイラン、イラク、リビア、北朝鮮、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンに渡航または滞在したことがありますか?
当てはまる人は正直に「はい」を選択しましょう。
STEP6 申請内容の確認
申請内容を確認して、問題がなければ再度パスポート番号を入力します。入力した内容をもう一度確認して、「次へ」に進みましょう。
STEP7 お支払い
支払いはクレジットカードかオンライン決済サービスPaypal(ペイパル)から選択できます。
支払いが完了すると申請番号が表示されますので、必ずメモしておきましょう。
支払いが完了したタイミングで、審査がはじまります。
STEP8 申請完了
支払いが完了すると「認証は保留中」となります。
「認証は保留中」なんて言われると一瞬ドキッとしますが(私なにかした?なんて)だれでもそうなるのでご安心ください!
登録したメールアドレスに「ESTA Application Number」というタイトルのお知らせメールが届けば、ESTAの申請は完了です!
お疲れさまでした!
こちらの「ESTA Application Number」というメールに、ESTA申請の受付番号が記載されています。
ちなみに今回は「ESTA Status Change」というESTAの認証が承認されたことをお知らせするメールが、30分後には届いていました。
早すぎてビビリました!
今までは翌日くらいに承認されていた感覚でしたが、このタイミングはケースバイケースですので、やはり余裕を持って申請しましょう。
ステイタスを確認しに行くと、無事に「認証は承認されました」となっていました。
ESTAには証明番号などは存在しませんが、もし不安な方はこちらのESTA認証情報画面をコピーしておくとよいでしょう。ただし必要になることはほぼないですね。
ESTA申請の注意点
ご自身でESTAの申請をする場合の注意点です。
代行サイトに要注意
ESTAを普通に検索すると代行サイトがヒットしたりするのでご注意ください。
「ESTA」で検索するのではなく、公式サイトのURLをベタ打ちで入力することをおすすめします。
ESTAオフィシャルサイト:
https://esta.cbp.dhs.gov/
公式サイトそっくりな(自由の女神の画像だったりと)紛らわしいけど代行サイト!みたいなのが存在しますので、決して「ESTA」で検索したりしないで「URLベタ打ち」してください!
実は私も過去に代行サイトに引っかかってしまった経験があります。金額のところで6000円とか?になっていて「あれれ?」と気付きましたが。そのまま支払って進んでしまいました。
気づいて手数料だけ(数百円)支払って払い戻しをしてもらった友人もいますが、まあ代行作業自体を行ってもらったのは事実ですので、一概に詐欺サイトとも言えないのではないかと私は思っています。
確かに入力方法は簡素化されていたりしたのは事実ですので。
ですがご自身で申請しようとされている方はそもそも14ドルですませよう!と考えているかと思いますので、くれぐれも代行サイトにはお気をつけください。
生年月日やパスポート情報などを間違えて申請してしまったら?
この場合、再度申請費用はかかってしまいますが、もう一度はじめから申請をやり直しするだけです。
いったん完了した申請内容を訂正することはできませんので、再度申請をやり直してください。
さいごに
ESTAの申請はちょっとだけ手間と時間がかかりますが、自分でもぜんぜんできますのでご安心ください。
私のように家族の分まで自分で申請すればちょっとした節約にもなりますので、ぜひがんばってみてください。
この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。
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