こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
今回は別居婚で注意したい点についてです。
- お互いの仕事の都合で別居婚を考えている
- 親の介護などの理由で別居婚をすべきか悩んでいる
- 別居婚のデメリットが知りたい
このようにポジティブな理由での別居婚を検討しているあなたへ。
ここで扱う別居婚とはもちろん、不仲が原因の別居婚ではなく円満夫婦の別居婚です!念のため。
夫婦が同居しないまま籍を入れること
戸籍はひとつだが一緒に住まない夫婦の形態のこと
最近よく耳にするようになってきた別居婚。
別居婚は自分のペースをくずすことなく仕事にもコミットできたりとメリットも多いのですが、気をつけないと取り返しのつかない事態に発展してしまうおそれもあるのが事実です。
そうならないためにも、この記事の注意点を確認してみてください。
私たち夫婦は2019年8月に婚姻届を提出してからずっと別居婚です。
はじめはパートナーが海外在住だったため、必然的に別居婚をスタート
現在パートナーは帰国していますが、パートナーは他県の実家に住み、私は引き続き都内でひとり暮らしをしています。
この記事ではおよそ2年間の別居婚生活を経験する中で感じた、別居婚で注意すべき点をまとめています。
- 実際に別居婚をしている私Cocoが、その経験からまとめた別居婚の注意点がわかる
- 別居婚で失敗しないために気をつけたい点がわかる
それではさっそく見ていきましょう。
別居婚は違法ではない
まずはじめに、別居婚が違法なのではないか?と気になる人もいるかもしれませんが、ご安心ください。別居婚は違法ではありません。
ここでひっかかるのがこの民法上の決まりですよね。
夫婦には同居する義務があります。(民法752条)
確かにこのような民法の規定がありますが、これは片方が同居を希望しているのに片方が拒否する、そんな場合を想定してもうけられたもの。
お互いに別居を望んでいるのであれば法律が強制することもなく罰則もないのです。
ひとまずここは安心ですね。
別居婚の注意点
ここから別居婚の注意点をみていきます。
とにかく相手を優先する
相手からなにかをお願いされたりした場合、できるかぎり相手のことを優先してあげることが重要です。
どうしても仕事で無理という場合もあるかもしれませんが、よくある「仕事と自分とどっちが大事なんだ!」という議論にならないように、未然にふせぐ努力が必要です。
離れて暮らしている上に相手をぞんざいに扱ったりしたら離婚の「り」の字が見えてきてしまうかも!
とにかく相手の優先順位がいちばんだということを、たとえ嘘でも示しておきましょう。
私個人としては仕事とパートナーをくらべること自体がおかしいし、この質問そのものがナンセンスだと思っています。
毎日相手とつながる
当たり前ですがかならず毎日相手とつながるようにしましょう。
どんなに仕事が忙しくてもできれば朝の出勤前と、仕事のあとや夜寝る前、1日最低2回は会話をするように心がけましょう。
「朝、寝坊してしまって、仕事前に連絡する時間がなかった!」
というのは言い訳にすぎません。
離れて暮らしているなら、相手との会話のために少し早めに起きる、そのくらいの努力は最低限必要です。
日々の生活のルーティンの中で、この時間帯にパートナーとつながると決めて習慣にしてしまうのがおすすめです。
お互いが経済的に自立する
できればお互いの家計は別々にしたほうが、なにかとスムーズだと思います。
でももちろんこれは難しい場合もありますよね。
ただし、籍を入れたあとに別居婚を選択するカップルなら、お互いに仕事をしていることがほとんどだと思います。
私たちの場合もお財布はかんぺきに別々にしています。
ここで注意点として、別居婚だと相手がどのくらいお金を使っているのかなどが把握しづらいので、浪費家のパートナーの場合は要注意です。
気づいたら相手の貯金がゼロだった!なんてことにならないようにここは気をつけましょう。
あらかじめ別居の期間を決めておく
ずっと生涯別居婚というカップルも存在するのかもしれませんが、通常はいずれ同居をするという前提での別居婚になると思います。
実は私たち夫婦は、とくに期間を決めずにずるずると別居婚をスタートしてしまったのですが、ここは後悔しています。
お互いにいずれは同居するというつもりなのですが、なにかきっかけが生まれないと厳しいというのが現状です。
ついつい流されて時間ばかりが経過していますね。
やっぱりひとりは気楽ですし、余計な気づかいをしなくていい生活は魅力的ですからね。
いつまでという、あらかじめ明確な期間を決めてから、別居婚をスタートすることを強くおすすめします。
一般的なのはお子さんができたら同居するというパターンでしょうか?
またはいい物件がみつかったらとか、同居するなにかのタイミングを決めておきましょう。
かなりのリスクがあることを知っておく
別居婚のカップルが離婚に至るというケースは実際に多い、という事実をあらかじめ認識しておくのが重要です。
なぜなら離婚へのハードルが下がりやすいというのがその理由です。
もともとお互いに自立した生活を送っているのですから、離婚で失うものが少ないですし、同居しているカップルに比べて離婚に対するハードルは低くなるのもうなずけますよね。
もし関係がこじれたりした場合、結婚にこだわる理由がなくなってしまい、そのまま離婚になるケースも多々あるのです。
また私の実体験として、ケンカしたりした場合の修復が困難という実態もあります。
離れているのでお互い冷静に考えられるというメリットはあるのですが、どちらかが歩み寄ろうとしないかぎりは、永遠に向き合わないまま時間だけが経過していくというデメリットもありました。
別居婚で関係がこじれた場合に大変だったという話は、別記事の
「【別居婚】でケンカすると修復がかなり困難な実体験を暴露します!」
でまとめています。ご興味あるかたはぜひこちらも合わせてご覧ください。
浮気される可能性がある、かつ気づきにくい
不仲が原因で別居婚となってしまった場合、お互いに浮気をされてもいいという前提があると聞いたことがあります。
たしかにこの場合、相手のことがイヤで別居するわけですから、なにをされても「どうぞご勝手に」という感じでしょうが。
別居婚だとお互いにパートナーの行動をすべて把握するのは難しいので、もし浮気をされたとしても気づけないパターンがほとんどだと思います。
そもそも論として、相手を束縛したいタイプの人は別居婚を選んだりしないですよね。
心配性の人に別居婚は向いていないです。
浮気されるリスクもゼロとは言い切れない事実を頭の片隅にでも入れておきましょう。
なんでもちゃんと話し合う
とにかくなんでもきちんと向き合って話し合うということを避けてはだめです。
距離的に離れているとついつい話し合うことをあとまわしにしてしまいがちですが、私の経験からもこれはいけません。
すぐに対処しないで放置しておいて、状況がよくなることはないです。
まだまだ世間的には理解されていない
別居婚というスタイルはまだまだ世間的には理解されていないのが実情です。このことを知っておくのも重要です。
私自身もひさしぶりに連絡をとった友人に別居婚の事実を伝えたところ、
「そういう人、本当にいるんだ!」
と驚かれた経験があります。聞いたことはあるけど実際にしている人には出会ったことがないとかで、ちょっと引かれました、多分。
ムダに詮索されたりするのがめんどくさいという人は、別居婚という事実をあえて公表しなくてもいいのかなとも思います。
とくに職場の上司とかは説明しても理解してくれなさそうですし、変に勘ぐられてもやっかいなので、あえて言わなくても別に問題ないのでは。
私の場合は別居婚なのを自分でネタにしてしまっているので、職場でもみんな知っていますね。
このくらい開き直れる人は別ですが、聞かれたら答えるくらいのスタンスで問題ないのでは?
ルールを決めておく
どのくらいのひん度で会うのかなど、はじめにルールを決めておくのもいい方法ですね。
私たちの場合はとくにルールは決めていないのですが、そのためにどちらかがストレスを感じているという状況になっている気もします。
片方はもっと会いたいのに会えない、とか。
- どのくらいのひん度で会うのか(月に2回とか)
- 会う場所はどこにするのか
このくらいははじめに決めておかないとまずいと思います。
お互いに仕事が忙しかったりすると、ついついなあなあになってしまい、気づいたら悪い方向へ向かってしまっていた!なんてことになってからでは遅いので気をつけましょう。
さいごに
最後に別居婚で注意すべき点のまとめです。
- とにかく相手を優先する
- 相手と毎日つながる
- お互いが経済的に自立する
- あらかじめ期間を決めておく
- かなりのリスクがあることを知っておく
- 浮気される可能性がある、かつ気づきにくい
- なんでもちゃんと話し合う
- まだまだ世間的には理解されていない
- ルールを決めておく
いかがでしたでしょうか?
なんだかデメリットばかりに思えてしまう別居婚ですが、実際にはみんなのあこがれのライフスタイルだったりします。
私もよくうらやましがられます。
結婚してからも自分自身のやりたいことにコミットできる、そんな新しいカップルの形態が別居婚です。
注意すべき点さえ気をつければ、お互いを高めていける有意義な関係性が築けると思います。
この記事がどなたかの参考になればうれしいです。
それでは、また♡
Instagramも毎日更新中です!
Followありがとうございます♡
[…] [別居婚]はデメリットも多い?経験から学んだ別居婚の9つの注意点[実体験… […]