こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
今回はハワイから帰国後の14日間の自宅待機、いわゆる自主隔離の実態についてです。
私Cocoは現在、7月頭にハワイから帰国して、14日間の自宅待機のまっただ中という状況です。
帰国時の空港での検疫(水際対策)については別記事をご覧ください。
「【コロナ禍ハワイ】【水際対策/空港検疫】日本人の私が到着空港で体験したこと」
こちらでまとめています。
この14日間の自宅待機中のルールを守っているかについてのさまざまな監視?なのですが、想像をはるかに超えて厳しかった!というのが正直な感想です。
ちょうど約1年前にパートナーが海外から日本に帰国した際には、毎日たった1回、LINEでさっくり健康状態を確認されるというだけだったので、こんなに厳しいとは想定外でした。
この記事では実際に自主隔離中の私Cocoの生の声をお届けします。
コロナ禍の今、海外から日本に帰国するとどんな事態が待っているのかが、まるっとわかります!
日本帰国後14日間のルールについての詳細は、厚生労働省、入国者健康確認センターの「日本へ入国・帰国した皆さまへ」で確認できます。
帰国した翌日から14日間のルール
日本入国・帰国した次の日から数えて14日間のルールの大原則はこの2つです。
- 14日間、宿泊場所または自宅で待機し、他者との接触を行わない
- 14日間、公共交通機関を使用しない(電車、バス、タクシー、国内線の飛行機など)
これは空港検疫でも何度も念押しされます。どうやって帰宅するかもちゃんと申告するし、聞かれます!私はハイヤーでした。
さらに毎日必要なタスクが課せられます。
これらの14日間のルールについて、入国時に「誓約書」で同意しサインをしているので、従わない場合は誓約違反となります。
必要な4つのアプリなど
ハワイの空港のANAさんのチェックインカウンターで、日本入国に必要なアプリなどの案内がありました。
これらのインストールなどを日本到着前にホノルルの空港で済ませておくように、とのことでした。
ここで朗報です!ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港のフリーWifiが、かなり優秀になっていてサクサク使えました!
以前はすぐ途切れたりして、あとは使えるエリアも限られていてぜんぜん使えなかったんですけれどね。改善されてました。これで皆さん心配なくアプリのインストールなどができるのです。ありがたいですね。
ANAさんのカウンターでも「ネット環境ないんです…」と言ってみたら「フリーWifi使えますよ!」と案内されました。
日本入国までに必要なアプリや設定はこちら。
- 位置情報確認アプリ(OEL)
- ビデオ通話アプリ(MySOS)
- 手持ちのスマートフォンの位置情報設定・保存
- 接触確認アプリ(COCOA)
「OEL」「MySOS」「COCOA」はそれぞれアプリのインストールが必要です。
3つめのスマートフォンの位置情報設定については、羽田に到着後の検疫で、スタッフの方にマンツーマンで設定をチェックされました。これにはちょっとビビりました。
具体的には
- 「Bluetooth」
- 位置情報から「利用頻度の高い場所(Significant Locations)」
それぞれが「ON」になっていることを、設定を開いて確認されました!
人件費、むっちゃかかっとるよね!(なぜか謎の方言)
帰国翌日からはじまった14日間の監視生活!
日本帰国の翌日から数えて14日間が自主隔離の期間となります。具体的に毎日やるべきことはこの4つです。
- 位置情報確認アプリ(OEL)による位置情報の報告(複数回)
- メールによる健康状態の報告
- ビデオ通話アプリ(MySOS)による居所確認(複数回)
- スマートフォン位置情報記録の保存
それぞれ見ていきます。
位置情報確認アプリ(OEL)による位置情報の報告
こちらはまずOELのアプリで、自宅などの待機場所に着いたら「チェックイン」をして、自分の居場所(待機場所)を登録します。
翌日から時間帯はランダムに、いちにち複数回通知が来るので、その都度「今ここ!」と位置情報を送るのです。
平均して1日に3〜4回は通知が来ますね。思っていたよりひんぱんです。
まあ、これはボタンを押すだけなので簡単ですけどね。
メールによる健康状態の報告
毎日11時に入国者健康確認センターからメールが送られてきます。そのメールのURLから飛んで、健康状態のアンケートに回答し送信します。
この回答については空港検疫で、毎日14時までには送るようにとの案内がありました。
空港検疫でテストメールをその場で送られて、ちゃんと受信できているかの確認もされました。
以前のLINEでのさっくりした健康状態の確認は2021年3月で終了していました!
パートナーが昨年8月に帰国した際は、このLINEでの確認だけだったようで、逆に日本の水際対策を心配していましたよ。
そもそもなぜLINEだったのかも理解できませんしね(汗
ビデオ通話アプリ(MySOS)による居所確認
この記事でいちばんお伝えしたかったのがこのビデオ通話についてです。
オペレーターからかかってくる!とは言っても実際はかかってこないのでしょう?なんてたかをくくっていた私でしたが…、ちゃんとオペレーター(生身の人間)からビデオ通話がくるんです!
しかもけっこうひんぱんに!これはちょっとビビりましたね。
「そちらの場所は申請された待機場所で間違いないでしょうか?」と聞かれます。
いや、背景で見えてるし。それから相手は音声だけでビデオ映像は自分だけなのでなんかやな感じです。プライベートまる見えですしね。
男性のときも女性のときもありました。1週間で2回かかってきました。
オペレーター(生身の人間)ではなく、AIによるビデオ通話は毎日欠かさずかかってきます。時間もバラバラで読めない。しかも1日2回とか普通にかかってきます。
これもこちらの画像だけで、30秒くらいカウントされて、その間自分の顔を画面の枠に当てはめつつ、写し続けます。
いちにち1回だけの日もありましたが、何回かかかってきたこともあります。1回かかってきたからといって油断させないために複数回かけてくるのでしょうね。
スマートフォン位置情報記録の保存
入国後14日間の位置情報を保存しておくことも必要です。これはもし自分が14日以内に陽性になった場合、保健所などに提出するために必要とのことです。
これらの14日間のルールについての案内やアプリの操作方法など、27ページにもおよぶマニュアル?を空港検疫で手渡されました。ここはやっぱりアナログなんだ(汗
さいごに
日本入国・帰国したあとの14日間の自主隔離の実態について、詳細をレポートしてきましたがいかがでしたでしょうか?
毎日監視されている感満載の生活は、かなりストレスフルだったりします(涙
この記事を読んで、こんな厳しい14日間の自主隔離が待っているなら「やっぱり海外旅行はちょっとお預けかな?」なんて思う方も多いのでは?
実際に私も、次回の海外はこの14日間の隔離が撤廃されてからでないと厳しいかな、と感じています。
日本の水際対策は「ザル」などと評されて改善したのでしょうね。ザルどころが日本の空港検疫は厳しくて有名らしいです。
こんな涙ぐましい日本政府の水際対策も「変異株に対する警戒をあらためてしっかりすべき!」という強いメッセージなのだと受け止めています。
私自身もこの14日間の自宅待機という名の自主隔離期間をしっかりと全うしたいです。
なんかとっても優等生な感じの締めとなってしまいましたが(たまにはいいですかね笑)
この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。
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