こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
今回はじめてハワイの入国審査で引っかかってしまう!という体験をしました。
いわゆる別室送り!までにはならなかったのですが、入国審査官の判断で、税関職員に荷物の中身を全部チェックされてしまいました。
ハワイ大好きな日本人。日本からも行きやすいし、私を含めハワイを頻繁に訪れている日本人なんて腐るほどいると思うのですが、実はハワイの入国審査はとても厳しいのです。
今回はコロナウィルスの影響で渡航制限もあり「単なるバケーション」という理由はちょっと不審に思われたのかも。(でも事実だったのです!)
さらに私はいつもひとりなので、とくにあやしまれます。なのでいつもドキドキの入国審査なのですが、今回はじめて引っかかってしまった悲しい経験をシェアします。
はじめてのハワイ旅行!とかごくごく普通の旅行でしたら、女性ひとり旅でもまったく問題ありません。ただ私のように頻繁にひとりで出入国を繰り返すとあやしまれる可能性が出てきます。
- ハワイにハマってしまって、ひとりで何度もハワイに行っている
- ESTAで何度も出入国を繰り返している
- なのでハワイでの入国審査がちょっと不安…
コロナ禍のハワイでバケーション!
私はCA(キャビンアテンダント)としてホノルル線をフライトしていた経験もあり、またプライベートでも数え切れないくらいハワイには行っています。
もう何回行っているか自分でも把握できないレベル。
平均して年に2回、いや毎年それ以上行っていますね。
そこにこのコロナウィルスのパンデミックの影響で海外に行けなくなり、今回約1年半ぶりのハワイ旅行でした。
ハワイ州のセーフトラベルズプログラムにより、日本人の観光客もハワイが受け入れてくれるようになったのですが、入国審査はいつもどおり厳しかったのが現実です。
ハワイ州のセーフトラベルズプログラムについては別記事の
「【コロナ禍ハワイ】到着後の10日間隔離免除のためのハワイ渡航前準備を徹底解説!」
にてまとめています。よろしければ合わせてご覧ください。
いつもは「知り合いはいるが、目的はあくまでもショッピング!」という私なのですが(しかもこれが真実!)今回はフライトが減便された影響で5泊の滞在で余裕があったこともあり、友人とも会う予定でした。
今までなら3泊5日とか、2泊4日なんてことも普通にありました!それはそれであやしいって!?フライトで忙しかった時代のことです。
イミグレで聞かれたこと
はじめに「滞在目的は?」と聞かれて間髪入れずに「バケーション!」と答えた私。そこから質問攻めがはじまりました。
覚えている限りでこんな感じです。
- 滞在目的は?
- ひとりか?
- 何日間滞在するのか?
- ハワイで何をするのか?
- どこのホテルに滞在するのか?
- 友人へのギフトは持っているか?(私が友人に会うと言ったため)
- 食べ物は持っていないか?
- アルコールやタバコは持っていないか?
- 現金はいくら持っているか?
- 日本での仕事はなにをしているのか?
- 帰りのチケットはあるか?
ざっとこんな感じでした。(覚えている限りで)
「帰りのチケットはあるか?」と聞かれて「もちろん!」と回答し、スマホで電子チケットを表示して見せたのですが、ここで信じられない展開となります。
内線でバゲージチェックの要請
な、な、なんと電子チケットを見せたその直後(だったと思います)イミグレの審査官が身につけていたトランシーバーのようもので誰かに連絡をはじめたのです。
バゲージチェック(荷物の開披検査)が必要だと。
ほんとにげげげ!です。ま、まじか。
そこで呼ばれた女性係員(白人のご高齢の女性)が内線片手にやってきて、彼女にバトンタッチ。その女性係員が私のパスポートを手に、下の階のバゲージエリアへと私を誘導していきました。
とくにあやしまれるようなものはまったく持っていなかった私でしたが、ここでなにか出たら完全にアウト!だったでしょうね。おそろしい。
税関職員による荷物の中身全部チェック
バゲージクレームエリア(預け荷物の受け取り場所)で、とっくに出てきて並べられていた自分のスーツケースをピックアップします。
そこから温厚な感じの白人おじいちゃん係員(こちらも税関職員)にバトンタッチ。この方は体も大きく、とにかくすべてがスローでゆっくりゆったりな印象。そしてとても優しかったです。
まずは「英語が話せるか?」と聞かれ、迷ったけど「少し」と回答。
「これから荷物を開けるけど、その前に本当になにも申告するものがないか?」と念をおされましたが、ないものはないので「ナッシング」と回答。
このタイミングでおそるおそる「なにか問題なのでしょうか?」と質問してみたのですが、その温厚な感じ税関職員からは「多分問題ない」的な回答でした(汗
いつもはアジア系の見るからにあやしい人たち(すみません!)が、荷物を開けられているのを横目で見ながら素通りしていたエリアで、まさか自分が開披検査に当たるとは!本当に信じられないといった気持ちでした。
なにがいやだったかって、重度の潔癖症の私。いちおうグローブ(手袋)はしてくれていましたが、他人に自分の荷物の中身を触られて、しかも取り出されて並べられたのが(しかも汚い台の上に)本当にいやでした。
内心は半べそかいてましたね。
ここでは荷物の中身をチェックしつつ、世間話し的な会話が繰り広げられていました。
- 友人は男性なのか?
- 友人の職業はなにか?
- 君の仕事はなにしてるのか?
こんな感じの会話でしたね。
ラップトップもケースから取り出し、ケースの中身も注意深くチェックしてました!
なにか不審なものを隠していないか調べるのでしょう。
これであやしいものがなにも出なかったため(私のスーツケースの中身はほとんどが大量の衣装やサンダルなどでした(笑))あっさりリリースされたのですが、そのあと私のパスポートを片手にコンピューターに何やら入力をしていました。これは多分、データとして残されるのでしょうね(泣
次回の入国の際のハードルがまた一気に上がってしまったのが悲しい。。
ギフトがない!があやしまれたのかも
今回友人に会うのにその友人へのギフトを持っていない!と回答したのがあやしまれたのかな、なんて。今振り返って思いあたるのはここですね。
日本からはるばる手ぶらで来るなんてありえない???
ここで「こいつは嘘をついている!」とでも判断されてしまったのでしょう。
でも今回は本当になにも持ってこなかったのですよね!(←それはそれでどうかと思いますが)
お土産くらい準備して来るか、普通は(笑
とにかく審査官に嘘をついてはいけません。彼らはプロですから嘘は見抜けるのです。
同時に決して逆らってもいけません。これは当たり前ですが。
仮に嘘をついて、少しでもつじつまの合わないことがあったりすると、そこを突いて質問攻めにしてきます。これでボロが出たら、ますますあやしまれて別室へ、なんてことになりかねません。
とにかく正直に正確にを心がけましょう。
もちろん申告すべきものがあればきちんと申告するのは当然です。
それが彼らの仕事ですから
今回私は荷物の中身全部チェックだけで、いわゆる別室送りにはならなかったわけですが、ひとりでハワイに頻繁に行っていると、別室送りになることは普通にあることなのです。
あやしまれるのはだいたいこんなケースでしょうか。
- 若い女性のひとり旅
- ビザがない(ESTAによる入国)
- 長期滞在を繰り返している
- 前回の滞在から1か月以内
- 宿泊先が決まっていない
- 帰りのチケットを持っていない
しかし、あくまでも判断するのは人間なので、その審査官の気分次第で引っかかる場合と大丈夫な場合がある!というのがまた難しいところなのですよね。
ちなみに日本のアメリカ大使館には、アメリカの入国審査でイヤな目にあったというクレームがたくさん来るそうです。
私は過去に1か月の間に2回、ESTAでハワイに出入国を繰り返したことがありますがその時は、
「君はハワイが好きなんだね!」
で終わった気がします。すんなり入国できました。
運がよかったということでしょう。
まあもし質問攻めにあったり、もしくは私のように持ち物全部チェックされてしまったとしても、それが彼らの仕事だ!と割り切ってしまうのもありかなと。
とりあえずはすべて疑いの目を持って見るのが彼らのお仕事なのです。
こちらとしては正直に質問に回答するしかないですよね。そうすればいずれ分かってもらえると信じて。
変に英語が話せたりしてしまうと、逆にあやしまれていろいろ突っ込まれてしまうので、話せないほうが無難だったりもします。
さいごに
久しぶりのハワイで入国審査に引っかかり、荷物をすべて開けられてチェックされてしまった私の体験談をシェアしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のまとめです。
- ハワイの入国審査は厳しい
- ESTAで出入国を繰り返すとチェックされる可能性がある
- 審査官には正直に話すのが基本
- なんでも疑ってかかるのが彼らの仕事と割り切る
今回はコロナ禍での入国ということで、普段よりも入国審査が厳しくなっていたようなので、荷物のチェックだけで別室送りにはならずにすんでよかった!と思うことにします。
入国審査で別室送りになり、最悪のケースとしては入国できない!なんてことも起こりうるので注意が必要です。
もし強制送還なんてことになったら、次からはESTAも申請できなくなってしまいますし、それはおおごとです。
アメリカはESTAでの入国についてけっこうシビアであるということを忘れずに!
最低限質問されそうなことはあらかじめ準備しておき、オフィサー(審査官)の気分を損ねないように注意しましょうね。
それでは楽しいハワイ旅行を!
この記事がどなたかの参考になればうれしいです。
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