今回は、これまでの人生を思い返してみての気付きから、今まさに何かの決断に迫られて迷われている方へのメッセージです。
やって後悔などない!やらなくて後悔だらけ!
50歳を目前に今思うことがあります。
これまでの人生、あの時やらなくてよかったと思うことなどひとつもないということです。
逆に言えば、やればよかった、と思うことだらけなのです。
これが真実です
やろうと思ったのに結局やらなかったのは、どうにかこうにか都合のいい言い訳を見つけてそれをこじつけて、自分で自分を納得させてしまったと言うことです。
結局は逃げてしまったというだけなのです。
変化を恐れて安定を選んでしまったということです。
リスクを取らずに安定を崩さず、たしかにそのほうが格段に楽な道です。
安定志向は楽な道?
経験から2つの事例紹介
ここで私の実際の過去の経験から2つの事例をご紹介します。
事例⑴ ヨーロッパでの就職ドタキャン
30代前半で、ヨーロッパ行きをドタキャンした経験があります。
当時、日本の旅行会社のヨーロッパの支店での就職が決まり、その会社のサポートでビザの手配まで着々と進んでいました。
しかし十分覚悟した上で内定までいただいたにもかかわらず、30代未婚女性がひとり海外へ行くという不安がどんどん膨らみ、直前で辞退するという決断に至ってしまったのです。
いざ準備が進んでくると、その当時の生活環境を捨てきれなくなってしまった、というのもあったと思います。
友達や家族との別れ、そのほかいろいろと本当に悩みに悩んでいました。
とにかく臆病になっていました。
考えれば考えるほど不安ばかりが大きくなっていき、まさに負の連鎖に陥ってしまっていました。
もちろんその企業には大変なご迷惑をおかけしたと思います。
ドイツ語圏の国で、まったくドイツ語をかじったこともない私をよくぞ雇ってくれたと思います。
あのとき踏み出せなかった自分に対する後悔の念といったら半端ないです。
あのとき踏み出していれば、まったく違った人生を送っていたに違いないことは明らかですよね。
今ならふたつ返事でチャレンジすると思います。
約20年前の自分と今の自分がまったくの別人にすら思えてきます。
思考回路がぜんぜん違うのですから!
時代の変化、このコロナ渦、いろいろな要因はあると思いますが、この変化が成長と呼べるものなのではないかと自分では分析しています。
今より20歳近くも若い自分が、最終的には安定思考の決断を選んでしまったということに驚きさえ覚えます。
しかしこれが驚愕の紛れもない事実なのです。
でも当時は当時で自分のことを、「もう完璧におばさんだ!」なんて本気で思っていたのですよね。
「あなた、ぜんぜん若いです!」(てか、まだまだひよっこです)と言ってあげたいです。(笑
さらに私がちゅうちょした理由のひとつが、「婚期が遅れてしまう」ということでしたが、行かなくても婚期は思いっきり遅れていますから!
まったく関係ないです。
今なら言えること。
やらないという決断はないのです。
事例⑵ 駐在員妻の座を放棄
これより少しさかのぼり、30歳を目前にしたころ、当時お付き合いをしていた男性がニューヨーク駐在となり結婚の申し込みを受けましたが、なんと結局それを断ってしまったのです。
仕事を続けたいから、というのが理由でしたが、実際には彼に対する気持ちがそこまで(結婚ということにまで)至らなかったということに尽きると今ならわかります。
(本当にすみません!)
ただ、これも行ってみてから後悔すればよい話ですし、彼には本当に申し訳ないですがダメなら戻ってくればいいだけです。
仕事を続けたい、という私に当時彼が
「会社にそんなに尽くしても会社は何もしてくれないよ。」
と言っていたのを覚えています。
これも今なら当たり前に納得できる話なのですが、当時の私は会社のプライオリティ(優先順位)がダントツ1位でガチで会社人間だったというのがうかがえますね。
会社がすべて、仕事がすべて!そんな考えが当時は普通に受け止められている時代でもありました。
後悔だらけ
今あらためてこうして当時のことを文章にしていて、心のざわつき感が半端ないです。
本当にやっておけばよかった、という後悔の念しかないです。
今なら「やらない」という決断はない、とはっきり言えます。
地球は行動の星といいます。
当たり前のことですが、行動しなければ何も始まらないのです。
今、何かを迷っている人にお伝えしたいことがあります。
それをとにかくやっみてください。
やらなければ後々おそろしいほどに後悔します。
これは断言します。
それを検討し始めた時点であなたはもうスタート地点に立っているのです。
あとは走り出すだけなのです。
とにかくやってみて損はない!
失敗しないと学べない
決断できない理由に、「失敗したらこわい」ということもありますよね。
でも失敗しないといつまでたっても学べないのです。
とにかく失敗するのが怖い!私もそうでした。
「失敗したらどうしよう。」
こわいから、現状維持という安全パイに落ち着いてしまう。
でもやってみてたとえ失敗したとしても、少なくともその失敗から学ぶことができるのです。
そう考えるとちょっと極端ですが、どんどん失敗してその経験から学ぼう!という気にさえなってきます。
行動しなければただの「逃げ」で終わってしまいます。
さいごに
ここまででなんだか、「たら、れば」の未練たっぷりの経験談に聞こえてしまったとしたら、それは本望ではないということをお伝えしておきます。
「あの時こうすればよかった」ということを言うつもりはさらさらなくて、それはそれで必然である選択だったと思っています。
ただもし今、失敗を恐れて何かの決断に迷っている方がいらしたら、
「やる」という選択しかない!
ということを全力でお伝えしたいのです。
それでもし失敗しても、
- そこから学べる!
- 人生のネタができてよかった!
このくらいの気持ちで受け止めて欲しいです。
今現在、何かに迷っている方の少しでも背中を押せたらうれしいです。
いちどきりの人生です。
こわがらずに挑戦してみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは、また♡
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