こんにちは、パフォーマンスラブリーのCocoです。
今回はCA(キャビンアテンダント)という仕事のやりがいについて考えてみました。
- CAさんの仕事のやりがいとは?
- CAがやりがいを感じるのはどんなとき?
- 実際のCAさんの話しが聞きたい
こんな疑問にお応えします。
もちろん大前提として毎日多くのお客様にお会いできる、人との出会い、CAという仕事の大きな魅力はそこにあります。
これほど多くの方々と関わりを持てる仕事は他にはないと思います。
しかもさまざまな国や地域、年齢や性別問わず!で多様性という面でも他には類を見ないですよね。
そんなお客さまのニーズにお応えすることができたときの喜びは、CA冥利に尽きるというものです。
飛行機を降りられる際に「ありがとう」とひとこと声をかけていただけるだけで、本当にありがたく嬉しい気持ちでいっぱいになるものです。
さらに今回は、自分自身がどんな場面でやりがいを感じているのかについてより掘り下げて考えてみました。
CAという職業のどんなところに実際のCAがやりがいを感じているのかが分かる
- 私Cocoは国内・国外のエアラインでフライト経験があり、現在もフライトをしている現役CA(キャビンアテンダント)です
無事にフライトを終えたときの高揚感
その日いちにちのフライトを無事に終了できたときの高揚感!ここにCAとしての仕事のやりがいをいちばん感じます。
もちろん、ほとんどトラブルもなく平穏に終わるフライトもありますが、多くの人が乗り合わせるのが飛行機です。それだけ問題も発生するというものです。
問題が多ければ多いほど、かかるプレッシャーははかり知れないですが、だからこそ無事になんとかフライトを終えたときの達成感が半端ないということです。
大変だからこそ、これが病みつきになってしまうのでしょうね。
CAの仕事はチームワーク
ここで先日のフライトでのお話しです。
お客さまを最初にお迎えする、ボーディング中にさまざまな事件がぼっ発しました。
ボーディング中はお客さまをご案内したり手荷物の収納があったり、さらにはさまざまなご要望を受けたりなどなど、CAにとってはもっとも忙しい時間帯でもあります。
いろいろあっても別に問題はないのです。時間さえたっぷりあれば。
ただボーディング中に関しては、飛行機の出発時刻というタイムプレッシャーがありますので、話しは別です。
いかに出発時間の遅れを最小限にとどめつつ問題を解決していくか、ここがCAとしての手腕の見せどころになります。
タイムマネジメント(時間管理)も重要になってきます。
もちろん最優先すべきは安全に関わる事項ですので、そのせいで出発が遅れるのはやむなしと判断されます。
あくまでも問題解決に向けてできる限りの努力はしますが、安全に関しては決して妥協は許されないということです。
ちなみにどんな問題だったかというと
- マスクを着用されていないお客さまがいらしたり(着用は義務です)
- 手荷物の収納に関して非協力的なお客さまがいらしたり
- カウンターでの対応についてのクレームを受けたり
- 座席の移動に関してのご要望があったり…
などなど
かなり盛りだくさんでもうお腹いっぱいです(泣
概して重なる時は重なるものです。次々と問題の報告を受けた私は内心かなりテンパっていきました。
これは定刻で出発するのは難しいかも。
しかしここは超優秀なCA集団の私たちです。各自が機転をきかせた連携プレーで見事に次々と問題解決していきました。処理能力高すぎ!です。
鮮やかなチームワークに脱帽!でした。
経験から学ぶ
CAはそれぞれが厳しい?採用試験を突破してきた選ばれし集団です。
さらに訓練もされているので、問題の処理能力も高い人たちです。
しかしながらやはり、飛び始めたばかりの新人さんが最初からうまく問題解決ができるわけではありません。
日々のフライトを通して先輩CAたちの対応を見て学んだり、そう、経験がなによりも重要なのです。
接客の仕事はマニュアルどおりにはいかないもの。相手は人間ですから!見たり聞いたりした経験がなにより助けになります。
机の上で学ぶ学習と実際のフライトとでは異なることも多いのです。
実際にあるあるな例として、訓練中には優等生だったCAが実際に現場にでると他のクラスメイトより劣ってしまう、なんてケースもよく聞きます。
CAにどんな人が向いているのかについて、別記事の
「現役CAから見たCAに向いている人の特徴とは【キャビンアテンダント】」
こちらでまとめていますので、よろしければ合わせてご覧ください。
頼れるのは自分たちだけ
飛行機はいったん飛び立ってしまえば閉ざされた空間です。何か問題が起きても、頼れるのは自分たちだけなのです。
CAだけでさまざまな事例に対処していかなければならない、そのため日々勉強です!
当たり前ですが、業務上必要な知識がなければCAの仕事は務まりません。
エアラインによって多少異なりますが、通常知識のブラッシュアップのための訓練が半年に1回はあります。
この定期訓練のために勉強するのはもちろんですが、常日頃から知識確認はされているのがCAです。
例えば、毎回のフライト前のミーティングで、業務上の知識についてランダムに質問をされたりします。それに答えられないとその日のフライトから降ろされる!なんてこともあり得ます。
私も実際にこのタイミングで質問に答えられずに、せっかく出社したのにフライトができなかったというCAを見たことがあります。
厳しいとは思いますが、なによりお客さまの命をお預かりしている、それがCAの仕事です。
そのためお客さまの安全・安心を守るという使命があるのです。
常にプレッシャー
さまざまな問題がぼっ発してもしなくても、日頃からCAの仕事にはかなりの緊張感が伴います。
もし緊急事態が発生したら、常に迅速・的確な判断をして乗客の命を守らなけらばならない!
常にこんなプレッシャーを感じているからこそ、フライトが終わったあとに感じることのできる達成感もより格別なものになるのでしょう。
ただでさえプレッシャーを感じているところに、さらにいろいろなトラブルが加われば、緊張感もうなぎ登りというわけです。
さいごに

いかがでしたでしょうか?
無事にフライトを終えたときの達成感・高揚感
こんな瞬間に、私たちはCAとしての仕事のやりがいを感じています。
プレッシャーの多い仕事ほど得られる達成感は大きいものになる、これがCAの仕事がクセになる理由だと思います。
いちど辞めてもまたいずれ飛びたくなる、それがCAの仕事なのです。
私も可能なかぎり(体力が許すかぎり)続けていきたいと考えています。
では、また♡
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