こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco(@performancelovely)です。
今回はコロナ禍でのハワイへ渡航の際の、出発前空港カウンターでの手続き「プリクリアランス」についてです。
ハワイ州ではハワイ州セーフトラベルズプログラム(Safe Travels Program)という、事前検査プログラムを利用することにより、到着後の10日間の自己隔離が免除されます。
ハワイ州セーフトラベルズプログラム(Safe Travels Program)の詳細については、別記事の
「【コロナ禍ハワイ】到着後の10日間隔離免除のためのハワイ渡航前準備を徹底解説!」
にてまるっとわかりやすく解説しています。
プリクリアランスとはハワイ到着後に行う書類の審査を、出発前に日本の空港で行えるというシステムです。
これにより本来ハワイ到着後、州検疫係員により行われる自己隔離免除のための手続きが不要となります。
難しいことは何もなく、利用する航空会社が出発空港からのプリクリアランスを採用していれば利用できます。
今のところ、日本からホノルルへ飛んでいる日本航空・ハワイアン航空・全日空・ZIP AIRのすべてがプリクリアランスに対応しています。
この記事では実際に私Cocoが、ANAさんでプリクリアランスを利用した体験をシェアしています。
- ハワイ州セーフトラベルズプログラム(Safe Travels Program)を利用して、コロナ禍のハワイへ行く際の出発空港での手続き「プロクリアランス」についてが早わかりする
それではさっそく見ていきましょう。
プリクリアランス利用条件
プリクリアランスの利用条件は以下のとおりです。
- ハワイ州セーフトラベルズプログラム(Safe Travels Program)のアカウントを登録し、申請必要項目の入力が完了している
- 完了後、登録メールアドレスに送られてくるQRコードを取得している
- ハワイ州セーフトラベルズプログラム(Safe Travels Program)のアカウントにコロナウイルス陰性証明書のアップロードが完了している
QRコードは印刷するか、スマホの画面で表示すればOKです。
ハワイ州指定の陰性証明書は必ず原本も必要になりますので、忘れずに持参しましょう。
プリクリアランス専用カウンター
私が利用したANAさんでは、出発した羽田空港第3ターミナルにプリクリアランスの専用カウンターが設置されていました。
現在のところ、プリクリアランスシステムが採用されている空港は以下のとおり。(2021年7月現在)
- 日本航空(羽田空港)
- 全日空(羽田空港)
- ハワイアン航空(成田・関西空港 )
私はオンラインでチェックインを済ませていたのですが、こちらのプリクリアランスカウンターでチェックインから手荷物のお預けまで一連の手続きがすべて行えました。
カウンターでの実際の流れ
プリクリアランスカウンターでの実際の流れを見ていきます。
パスポート・陰性証明書の確認
プリクリアランス専用カウンターで
- パスポート
- コロナウイルスの陰性証明書の原本
- アメリカのCDC(疾病対策予防センター)の誓約書
を提示します。
CDCの誓約書は事前にホームページ上から各自プリントアウトして、サインをして提出します。この誓約書は3ページもありました。
カウンターエージェントの方はとっても注意深く時間をかけて、パスポートの情報と陰性証明書に相違がないかを確認していました。
ちなみにハワイ州公認の陰性証明書は手書きフォーマットで、自分の情報は自分で記入したので、間違えないかドキドキでした。
アメリカのCDC(疾病対策予防センター)の誓約書はこのタイミングで、ANAさんのチェックインカウンターで回収されました。
「Screened: Yes」になっていることを確認
カウンターエージェントによる審査が終わると、自分のスマホでハワイ州セーフトラベルズプログラム(Safe Travels Program)のサイトを開き、ステータスが「Screened: Yes」に変わっていることを確認します。
これをカウンターエージェントにも提示してチェックしてもらいます。
こちらが実際のスマホの画面です。
プリクリアランスが完了する前は「Screened: No」となっていて、赤いバツマークの表示です。
カウンターエージェントによるプリクリアランスが完了すると、「Screened: Yes」と変わり、表示がグリーンのチェックマークに変わります。
これを確認した後、搭乗券にブルーのステッカーが貼られます。
このステッカーが、プロクリアランスを完了しているというしるしになるのです。
プリクリアランスの証明として、
- ハワイアン航空はリストバンドを装着
- 日本航空と全日空の場合は搭乗券にチェックマークやステッカーが貼られる
などといった違いがあります。
ホノルル空港では搭乗券をチェックのみ
このプリクリアランスのおかげで、実際にホノルル空港では搭乗券をチェックされ、ステッカーが貼られているかを見られただけでした。
誰も言ってくれませんでしたが、フライトが終わっても搭乗券は機内に置いてきてはいけません!必ず持ってきましょう!
荷物受け取り後、出口までの経路が変わっていて、その途中に検疫のチェックポイントがありました。
専用通路がロープで区切られており、ステッカーを見てプリクリアランスが完了していることを確認できれば何もせずに通過できました。
QRコードや陰性証明書の原本を見せることもいっさいありませんでした。
そう、すべての手続きは日本出発前に完了してしまうのです。
このように本来ならいつもより格段スムーズに入国できたはずなのですが、税関でなんと荷物の中身全部チェックされてしまった!という私Cocoの悲しい体験談は、別記事にまとめています。ご興味ある方は合わせてご覧ください。
さいごに
コロナ禍のハワイへ出発前のプリクリアランスについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のまとめです。
- 日本からハワイへ出発するすべての航空会社でプリクリアランスが利用できる
- 出発前の日本の空港でほとんどの手続は完了する
すべての審査を出発前に完了する!というのは、航空会社にとってはかなり負担な気もしますが。
それだけ人員も必要だし時間もかかるし大変!
なんて、ついつい航空会社目線になってしまう私ですが、日本で出発前にすべての手続が完了するというのは本当にありがたいですよね。
このハワイ州セーフトラベルズプログラム(Safe Travels Program)がいつまで続くのかはわかりませんが、当面は継続するのかな。
でもハワイ州ではアメリカのほかの州と比べてもワクチンの接種率も高いですし、実際に滞在してみてコミュニティ全体でコロナに打ち勝とうとしている努力が感じられました。
マスクしてない観光客にはすぐに店員さんが着用をうながしたりと、すっかり様変わりしたハワイの人々に感動しました!
たくさんの日本人がまた毎日ハワイへ来てくれることを、みなさん本当に待ってくれています!
1日も早くその日が訪れますように。
この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。
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