こんにちは、パフォーマンスラブリーのCocoです。
今のパートナーと結婚してすっかり忘れていましたが、結婚しない主義の彼と付き合っていた、私にはつらい10年間がありました。
彼は最初からはっきりと自分は生涯、結婚しないつもりだと宣言しており、いっさい結婚は匂わせていませんでした。
そう、ここがもっとも重要で、はじめからバッサリ!結婚はしないと宣告されていたにも関わらず、なんとか彼の気持ちを結婚に向けさせようともがき苦しんだ10年間だったのでした。
今思えば本当にムリゲーですね。
当時から友人などに言われていたのが、はっきり「結婚しない」と言っていて「結婚するする詐欺」ではないだけまだましよね、と。
でも私的にはまだそっちの方が可能性があるだけまし!といった心境でした。
けっきょく彼とは結婚することはなく、そのあと今のパートナーと出会って結婚したわけです。
しかし当時は彼に対する気持ちが強すぎたため、とにかく彼に執着し、同時に結婚にも執着していたそんな自分を振り返ってみて、記事にまとめてみようと考えました。
似たような状況で悩んでいる方に、少しでも私のメッセージが届いてくれればと願っています。
彼とは仕事を通して出会い、当時私は36歳、彼は2歳年下の34歳の同業者でした。
結婚しない主義男となんとか結婚しようともがき苦しんでいた、アラフォー女性(現在はアラフィフ)の体験談です。
結婚をあきらめるか、彼をあきらめるかの2択
そう、結論はあなたが結婚をあきらめるか、彼をあきらめるかの2択しかないのです。
これは本当に火を見るよりも明らかなのですが、当時の私はこのどちらもあきらめられなかったのです。
友人、知人、相談したすべての人が「次に行きなさい!」と口をそろえて言っていたにも関わらずにです。まったく聞く耳持たず。
それができれば苦労しないわよ、というのが本音でした。
たしかに、恋する乙女に「次へ行け」と言ったところでこれもムリゲーな話ですよね。ムリゲー連発すみません(汗
当時は親にまであきらめなさい!と言われていた始末です。
「そんな彼とではもし結婚できたとしても、幸せな結婚生活は送れないのでは?」
こんなアドバイスもありましたね。これは一理あるかも、と当時も思いましたが残念ながら響かず。
初めはよく理解できなかった
「結婚しない」と言われても、正直最初はよく理解できなかった私です。
その彼は、ゲイでもないし普通の会社員だし、自分と同じように4人家族で育っているし、それで結婚しないという思考が意味不明!
- ご両親は何も言わないの???
- 孫の顔が見たいとかないの???
普通の親だったら30代半ばの息子にこんなプレッシャーをかけてきそうですが、それもないご様子。
???
彼のまわりの友人たちももちろんとっくに結婚していて、独身なのは自分だけ、なんてことも「ドヤ顔で」言っていました。ますます意味不明。
なんとか聞き出した理由はこんな感じでした。
幼少期から親戚付き合いのやっかいさを嫌というほど見てきたので、自分は結婚などのしがらみが嫌なのだ。
なんとなく分からなくもないけど、でも謎ですよね。
それで子供もいらない、生涯おひとりさまでいいって。私にはまったく理解できませんでした。
なんとか折り合いをつけようと苦しんだ
当時はなんとか折り合いをつけようともがき苦しんでいましたね。
「子供はいらないから結婚だけして!」
とか、
「別居婚でいいから入籍だけして!」
などなど。すべて却下されましたけど。
さらには「結婚しない彼」でググりまくったり。
でも、ここまではっきり「結婚はしない」と宣言されている私のようなケースはまったくヒットしませんでした。まじレアケースのようでした。
また言いますけど、ムリゲーですよ、本当に。
これを書いていて、いろいろ無理強いされて彼もかわいそうだったな、なんて思ってしまいました(汗
ただ、当時の私は自分のことで頭がいっぱいでしたから。30代後半で独身バツなし女性は必死ですよ!(バツなし!です)
とっくに婚期は遅れていましたが、まだまだあきらめるのは早い!と突っ走るアラフォーCAでした。痛すぎるー
人は変えられると思っていた
いちばんの問題点はここですね。人は変えられると思っていたことです。
厳密には、変わる道筋は作ってあげられると思います。でも他人は変えられないのですよね。少なくとも今はそう思っています。
- 過去と他人は変えられない
- 変えられるのは自分と未来だけ
この言葉を当時の私に送りたいのですが、きっと見向きもしないでしょうね。
彼のことが好きすぎた私は、このムリゲーを10年近く続けてしまったのでした。。
けっきょくすべて時間が解決する、これを地で行ってしまって、10年以上経ってやっと彼を開放してあげることができました。
パートナーとはトントン拍子
今のパートナーと出会ってからは結婚までトントン拍子に進んだので(むしろ電撃婚!)こうも違うものか、と正直驚いていたのも事実です。
昔、CAの先輩が「結婚が決まるときには本当にスムーズにことが運ぶものよ」とおっしゃっていたことを思い出しました。
結婚しない彼に苦しんでいた自分にとっては、耳が痛いお言葉でした。
ご縁がなかった、でも感謝
これを言ってしまうと身も蓋もないのですが、彼とはご縁がなかったということですね。
ただ、10年以上も関わりを持たせてもらって、彼からたくさんのことを学ばせてもらったことには感謝しています。
ここまでの境地にくるにはそうとう時間がかかりましたけどね。
自分とはまったく異なるエリアの趣味・世界に生きている人だったので、彼を通して違う世界も垣間見ることができました。
- 美術館めぐり
- 山登り
- 庭園めぐり
などなど
彼を通して学ぶことも多かったです。
「10年も付き合って結婚できなくて、私の人生返して〜」
となりそうですが、自分にとってこの10年は必要なステップだったと理解するしかないですよね。
ちなみに、当時もっとも恐れていたのが、将来的に彼が私以外の女性と出会って結婚してしまう!という事態だったのですが、彼はいまだに独身をつらぬいています。
私とは結婚しない、ではなく、本当に誰とも結婚しないようです。これは本物でしたね(汗
さいごに
「結婚しない彼」を好きだった約10年間は本当につらかったですが、そればかりではなかったのも事実です。
人をとことん好きになる、この気持ちを味合わせてもらっただけでもありがたいことなのですよね。
あんなに人を好きになれた、この体験は人生の生きる意味とでもいうべきものかな、と。
もしあなたが今、同じような境遇で結婚しない主義の男性と結婚しようともがいているのなら、それはあなたにとって必要なステップだと理解してみてください。
「次へ行け」とどんなにアドバイスされてもそれは無理なこと。私もそうでした。
そんなに本気で人を好きになることができたあなたは幸せです。ホルモンも分泌されまくってきっとキラキラ輝いていますよ。
人とのご縁を大切に!
これが私からのメッセージです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また♡
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