こんにちは、パフォーマンスラブリーのCoco（@performancelovely）です。
あんなに大好きだったお酒をかんぺきに断ってから、もう5年以上が経過しました。
- お酒をやめたいけど自分ひとりでは無理なのかな？
- 断酒会みたいなグループに入らないと難しいのでは？
- 人の力を借りずに禁酒したい！
あなたも自分の力だけでお酒をやめるのは難しいと思っていませんか？
私もお酒をやめたいと思った時、実際にアメリカ人の友人からこう言われました。
「ひとりで断酒するのは難しいと思うよ。」
それでも実際に私は自分ひとりの力だけで断酒に成功しています。
- 私Cocoは昔からお酒が大好きで、とにかく毎日お酒を飲んでいました（飲みすけで有名でした！）
- 2017年に断酒を決意し、現在も継続しています
- 今後も飲むつもりはありません
先日、ふとこんなツイートをしたのですが、私史上最高の反響があり驚きました。
これは事実なのですが、この反響を見て、お酒をやめたくてでもうまくいかずに苦しんでいる方は世の中にたくさんいらっしゃる、ということがわかりました。
断酒したらいいことしかない！ということについては過去記事の
「お酒を完璧にやめて丸3年経った私が、いま思うこと【禁酒・断酒】」
でまとめています。よろしければこちらも合わせてご覧ください。
今回はまたさらに深掘りして、断酒を成功させるにあたってのメンタル的な部分を掘り下げて記事にしています。
実際に自分ひとりで断酒に成功した筆者、私Cocoの体験談から、断酒したいあなたに効果的な方法のヒントがきっと見えてきます。
アメリカでは断酒会が一般的
一般的には誰かのサポートや支援がないと、お酒を断つのは難しいと言われています。
よく、アメリカ映画などに登場するのでご存知の方も多いと思いますが、アメリカではAA（アルコホーリクス・アノニマス）という、お酒を辞めるための自助グループがそれぞれの地域にあります。
AA（アルコホーリクス・アノニマス）とは「匿名のアルコール依存症者の人たち」というような意味です。
AAでは依存症の人たちが週に1度のミーティングに参加して、お互いの気持ちなどを発表し合い、悩みや体験を分かち合いながら励まし合うのです。
私も当時調べましたが、日本にもいちおう断酒会のようなものはあるみたいですね。
ただ、日本でいきなりこのようなグループの門を叩くのは、ちょっとハードルが高いですよね。。
アメリカだと普通に、自分はAAに所属している！と公言できる雰囲気があるようで、かなり文化として根付いているのですよね。
でもやはり、AA（アルコホーリクス・アノニマス）に参加するまでのハードルが高いのはアメリカでも一緒で、自分から進んで参加するのはかなりレアケースのようです。
裁判所からの命令！だったり、家族に懇願されたりしてやっと参加するというのが常のようですね。
日本はお酒に寛容すぎるのが問題
そもそもの問題点として、日本はかなりお酒に寛容だという風潮があると思います。
たくさんお酒を飲める人がえらい！みたいな。これ、あるあるですよね。
なので、自分がアルコール依存症だということに気づけないし、自分的にもそんなの絶対に認めたくない！というのが通常のパターンですよね。
自分はお酒が強いから大丈夫！？
でも、あなたはご存知ですか？お酒が強い人ほど依存症になりやすいという事実を。
私たちの周りにはアルコールがあふれていて、いつでもお手軽にお酒が飲めてしまう環境があります。
- コンビニでもどこでもお酒を売っている
- しかもかなり安価だったりする
- お祝い事などでお酒を飲む習慣・機会も多い
これらが日本のアルコール事情の問題点だといえますね。
街を歩けばアルコールの誘惑だらけ！はじめは私もコンビニなどでアルコールの並んだ売り場には
- 近づかない
- 目線も向けない
そんな努力をしていました。懐かしいです。
今となってはコンビニの缶酎ハイなどがぎっしり並んだショーケースを見ても、まったく何も感じなくなりました。
あそこは断酒したい人がもっとも近づいてはいけないスポットです！
まずは自分が依存症だと認める
あなたがもし、この3つに当てはまるようなら要注意です。
- 生活がお酒に支配されている
- 生活の中でお酒を飲むことのの優先順位が高い
- 隠れてお酒を飲むことがある
私もこれらすべて当てはまっている自分を認識して、自分はアルコール依存症なのだなと自覚しました。
このツイートの続きがありまして、今は自称、アルコール依存症だけどお酒を飲まない人と言っています。
残念ながら、アルコール依存症という病気は治ることはないのです。
これもぜひ知っておいていただきたい事実です。
それからこれも重要です。
依存症なのは意思が弱いからではなく病気なのです。
進行してしまったら、きちんとした医療機関で診察を受けて治療をすることが必要になってしまうのです。
こうなると自分ひとりの力では難しい、というのもわかります。
今日いちにちだけ我慢する
ここからは具体的なメンタルのもっていき方についてです。
あくまでも私的には効果があったという方法です。
今日だけガマン！を繰り返す
やっぱり好きなお酒は飲みたいのですよね。
ならばとりあえず、今日いちにちだけにフォーカスして、がんばってみよう！
こんな感じで、一日いちにちを淡々と積み重ねていく、というのが効果的でした。
もうこれから先、一生お酒が飲めないなんて！ありえない！
こんな風に、いきなり長期ビジョンで先のことまで考えてしまうと、絶望的な気持ちになってしまいがちですので要注意です。
とりあえず、明日のことはさておき、忘れてください。そして今日のことだけにフォーカスしてみてください。
その一日いちにちを積み重ねていくうちに、いつの間にかお酒のいらないニューバージョンの自分になっていることに気づくはずです！
少なくとも私の場合はそうでした。
なんでも時間が解決してくれるのですよね。
失敗体験を糧（かて）にする
くわえて私の場合は、お酒での失敗体験を糧（かて）にすることでお酒を我慢できました。
あんな失敗はもう二度と繰り返したくない！
お酒を飲みたくなったら、いちいち自分の失敗体験を思い返して、自分にこう問いかけていました。
あんな失敗（というか失態）をまた繰り返してもいいの？
そもそもがお酒で失敗するほどのレベルの大酒飲みでないと、この方法は通用しませんが、これはかなり効きますね。
お酒はとにかく毒薬であると思い込む
私が断酒したいと思ったときに出会った「禁酒セラピー」という本の中にも似たような考え方があるのですが、とにかくアルコールは毒でしかないというすり込みが効果的です。
- お酒は毒
- お酒はヒ素
- お酒は青酸カリ
などなど
こんな感じのことを自分自身で思い込むのです。
マインドコントロールに成功すると、本当にそんな毒素は体に入れられない！という気持ちになってくるのです。
「禁酒セラピー」は絶対に効果があると太鼓判を押せる一冊ですので、お酒をやめたい方は絶対読んでみてください。
もはや断酒・禁酒したい方の必読書です。
飲みたくなったら水分を大量に取ってしまう
これはメンタルではないのですが、私Cocoに効果があった方法です。
食事のはじめや、お酒を飲みたくなってしまった時に、なんでもいいので水分をたくさん摂取してお腹をパンパンにしてしまうという方法です。
これは私がダイエットにも効果があると勝手に思っている方法です。
よく夏場の暑い最中に、おいしくビールを飲みたいので、それまで水分を控える！なんて人いませんか？
お水でもコーラでもジュースでもなんでもいいので（お水がいちばんおすすめですが）先に大量に飲んでしまえばもうアルコールの入る余地はなくなってしまいます。
飲みたいという気分も台無しにされて、どこかへ行ってしまうという。
ダイエット中の人は、お腹が膨らむのでこれで食事量を減らすこともできますね。
さいごに
最後にこの記事のまとめです。
- 今日いちにちだけ飲むのをガマンする、を繰り返す
- お酒での失敗体験を糧（かて）にする
- お酒はとにかく毒素だと思い込む
- 飲みたくなったら水分を大量に摂取する
私Cocoの断酒ストーリーをシェアしてきました。
飲酒に関する問題はかなりプライベートな問題ですし、できれば他人には知られずに解決したいと思いますよね。
場合によっては家族にさえも知られたくないはずです。
でも大丈夫です。
ステイ先でCAや、場合によってはキャプテンたちとみんなで飲みに行く（食事に行く）それだけが楽しみだった、そんな私でも、たったひとりでお酒と決別することができました。
今はもちろん航空業界的にこんなことは皆無です！パイロットやCAの飲酒が騒がれたこのご時世、飲酒については本当に厳しく制限されています。
話がそれましたが。こんな私でも断酒できたのですから、
きっとあなたにもできるはずです。
お酒を飲まない、こちら側の世界にぜひいらしてくださいね。
それでは、また♡
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